五十肩?肩関節周囲炎?

さいとう整形外科には、毎日肩の痛みの患者さんが来られます。

肩の痛みといっても、患者さんが表現する「肩」という言葉には、首の根元から肩甲骨、背中、肩関節、上腕までが含まれています。

そのため、診察では「肩」のどの部分の痛みを感じているのか、ということから診断していきます。

肩の痛みと言っても内容は様々です。

四十肩や五十肩と一般には言われますが、その年代に肩の痛みが出る事が多い方からの俗称で、これは正式な病名ではありません。

肩の痛みをしっかりと触って触診し、検査によって確定診断する事が大切です。

頑固な肩こりは頭痛や肩甲骨から腕の痛み、時には手のしびれ感まで起こす事があります。筋肉が凝って伸びなくなれば肩関節にも当然影響するため、腕の上げ下げや背中に手を回すのもつっぱり感が出ることもあります。コリの診察は、トリガーポイントを触診する事が大切です。

スポーツ障害では、投球肩、関節唇損傷、腱板損傷のほか、肩周りの筋肉にトリガーポイントができて痛みの原因となっていることも非常に多く見られます。他院の検査で異常なしと言われても、まだ痛いという時には、トリガーポイントの診察を受けると良いですよ。

50代くらいになってくると、肩を動かす腱板が擦り切れてくる方もみえます。肩の上げ下げに制限はないのですが、動作の途中で痛みがでます。これを、ペインフルアークと言います。診察と超音波検査で診断が可能です。

突然の強い痛みでは、石灰沈着性腱板炎、石灰性腱炎と言って、肩の中に石灰がたまって炎症を起こすものがあります。とても痛くて、腕を少しも動かさなくなる事があるくらいです。レントゲンや超音波で確定診断します。

腕を前からあげる時に痛みが出るものには、上腕二頭筋腱炎というものがあります。肩前方の圧痛が強くて、超音波で見ると腱に炎症や水がたまっている所見が見えます。

関節リウマチやリウマチ性多発筋痛症では肩の中に炎症が起こって痛くなります。

そして何より、肩の痛みと動きの制限の王様は、肩関節周囲炎です。肩周りの筋肉、腱板、靭帯、関節を包む関節包、その全てが硬くなってしまうため、肩関節がガチガチに固まって動かなくなってしまいます。
英語ではFROZEN SHOULDERと呼ばれることもあり、氷のように固まって動かなくなってしまいます。特動作時の痛みと強い可動域制限、夜間痛が出ることもあります。

当院ではそれらの肩関節疾患に対して触診と超音波を駆使して診断し、注射とリハビリで治療を行っています。

トリガーポイントによるものや、石灰、炎症によるものでは、注射1回でも大幅な改善が得られることも多いですよ。もちろん、個人差はあります。

肩関節周囲炎は、注射の治療により夜間痛が減ったり、洋服の脱ぎ着が楽になったりという効果が見られます。他院でなかなか治らない肩の痛みがある方は、ご相談いただければと思います。
拘縮が強い場合には、元どおりの可動域を取り戻すのは、注射やリハビリを続けながら1年から1年半の時間がかかるものもあります。

そのほか忘れてはならない肩の痛みとしては、骨や筋肉の腫瘍であったり、骨壊死や変形性肩関節症による痛みの場合もあるため、レントゲンやMRI検査が必要なこともあります。

肩の痛みはなかなか正しく診断されていないことも多く、まだまだ他院で治らず困って当院に来る方も多いです。

肩の超音波診断はとても大切です。

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2017.07.08 | コメント(0)

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