院長ブログ

行動変容


ホテルでもらった読売新聞を読んでいると、
白髭の鎌田先生の記事に出会いました。

「行動が変わる一瞬」
先生は36年前に長野県茅野市に赴任した際、
健康づくり運動を続けて脳卒中を減らし、結果医療費が減り、
健康で長生きの地域となった茅野市は
老人医療費がトップクラスで安くなったそうです。

先生は、いい人、いい言葉と出会う一瞬をきっかけとして
行動パターンを変える、「行動変容」が大切といいます。
人は一瞬で変われる:集英社

そんな大きな話ではないけれども、
僕の外来に腰痛で来ている患者さんがいました。
軽い腹筋のやり方を指導すると真面目に続けてくれました。
その結果、これまでのズボンはゆるゆるとなって
すっきりスリムなお腹を手に入れました。
もちろん腰痛はしっかり治っています。
これもその患者さんが少しの行動変容で手に入れた成果です。

腰痛の原因は様々なので、自己判断で腹筋を続ける前に診察は必要ですが、
生活習慣の中の行動を少し変えるだけで
元気を取り戻すことができるかもしれません。

そんなきっかけづくりを、
僕と出会った人達に投げかけてあげられたらと思います。

名古屋市名東区平和が丘一丁目10番地
さいとう整形外科リウマチ科
院長(未) 斉藤 究
http://saito-seikei.jp

写真は夏に訪れた朝霧の由布岳。

2010.12.19 | コメント(2)

リウマチと超音波

今日は第5回リウマチ画像研究会のために
東京国際フォーラムに足を運びました。

クリスマス前の今の時期はイルミネーションがとてもきれいです。

レントゲンはすでに穴があいてしまった骨の状態(BONE EROSION)や、
関節の隙間が狭くなった様子(JOINT SPACE NARROWING)
を見ることができます。

しかし現在の関節リウマチ治療の目標はいかに関節を壊さないか、
いかに持って生まれた正常な関節機能を維持したまま
寛解という、
「リウマチではあるものの全く病気が顔を出していない状態」
にもって行けるかが診断・治療の目標となっており、
これをTreat to Targetというスローガンのもとで
リウマチ医達は頑張っています。

今回の研究会では、今患者さんの関節で起こっている炎症や骨髄浮腫を
超音波やMRIを用いて評価するための実演や講演が行われました。

超音波検査は大病院でなくても診察室で簡便に行えて、
患者さんとともに今まさに関節の炎症が燃えている状態を観察できます。

リウマチの早期診断と治療の進歩により、関節を壊すことなく過ごせる時代が訪れてきています。

名古屋市名東区平和が丘一丁目10番地
さいとう整形外科リウマチ科
院長(未) 斉藤 究
http://saito-seikei.jp

2010.12.19 | コメント(0)

ER


毎週金曜日午前は救急外来、いわゆるERの当番をしています。

救急隊の方たちが様々な現場から救い出してきた患者さんの
それぞれの状況に応じて対応します。

私の専門である外傷や腰痛、関節痛はもちろん、
頭痛、めまい、胸痛、腹痛、失神、麻痺、嘔吐、発熱etc.etc.

研修医達とともに、各専門の先生の力を借りながら、
患者さんの抱える病状を解く鍵を探していきます。

今日は当直なので、ほとんど一日中ERにいるような気分です。

こんな都会でも外科系の医師が少なく、
ほぼ週1回の当直をしています。

外科系医師の確保は日本の抱える大きな問題です。

外科系医師への優遇措置や、
医局任せだけにしない県としての医師の適切な配備を考える必要があるでしょう。

明日は当直明けで東京にリウマチ超音波の勉強に行きます。

新幹線の中で寝ていきます。

名古屋市名東区平和が丘一丁目10番地
さいとう整形外科リウマチ科
院長(未) 斉藤 究
http://www.saito-seikei.jp/

2010.12.17 | コメント(2)