院長ブログ

DMAT


今日はDMATの技能維持訓練です。

愛知県での開催ということで、
万博会場の体育館で講義を受けています。

DMATというのは
DISASTER MEDICAL ASSISTANCE TEAMの略で、
国内で震度6弱以上の地震など大規模災害が起こったときに
災害救助にあたる医療チームのこと。

私も医師三年目に救急医療を研修していたことや、
JICAの国際緊急援助隊の研修を受けていたことから、
現在所属する名古屋医療センターでもDMATに参加しています。

災害医療では日常の救急医療とは異なる医療知識が必要となります。

一度にはさばききれない山ほどの患者さん達から
治療の優先順位を見極めるためのトリアージや、
局地に集中する多数傷病者を
航空機を用いた広域医療搬送により全国の病院が協力して命を救います。

限られた資源でできる限り多くの人の命を救う。

災害医療の根底には、
そこに困った人がいる。だから助けに行くんだ。
という熱い情熱があり、
いつも自分が医者を志した時の医の根源を思い出させてくれます。

名古屋市名東区平和が丘一丁目10番地
さいとう整形外科リウマチ科
院長(未) 斉藤 究

2010.11.06 | コメント(0)

秋晴れの水曜日


火曜、水曜と連日建築の打ち合わせでした。

今日は差し入れに名東区のケーキやさん、
ピネードのケーキをお持ちしました。
このお店、店の外観も内装も、
ケーキの見た目の美しさも、
そして箱のパッケージに至るまで統一されたよいデザインです。

見た目と機能と使いやすさ。
エクステリアにインテリアに照明。
電気にガスに水道にトイレに流し。
床の素材に壁の素材。
医療機器の配置と将来への展開。

当院も5月の開業にむけて
工事のスケジュールと締め切りに追われながら、
決定しなくてはならないことが山積みです。

一つの事業のために山ほどの業者さんが関わる中、
設計士さんがうまく取りまとめて頂きながら
少しづつ形になっていきます。

ドア一枚、床一枚にいたるまで、
納得しながら素材を選び、一つの空間が生まれます。

鉄骨の立ち上がった三階から、南側の平和公園を望むと緑が見えました。

忙しくても、自分のイメージを形にするための、とても楽しい作業の連続です。

斉藤整形外科リウマチ科
院長(未)斉藤 究

2010.11.04 | コメント(0)

第5の生物学的製剤オレンシア

週末の大阪出張は
日本で5番目に発売になる生物学的製剤
オレンシアの発表会でした。

関節が腫れて痛んで、次第に骨が破壊されていく
関節リウマチという免疫の病気。
痛みで仕事も家事もままならず、働くことの喜びを失うとともに、
経済的にも苦しくなってしまいます。

しかし生物学的製剤の登場が、
痛みと腫れを十分にコントロールし「寛解」を現実のものとして、
日常生活を可能とし、働く喜びを取り戻したのです。

これまで4種類の生物学的製剤が日本で使用可能でしたが、
今回の点滴製剤オレンシアを加えて5種類の製剤から選択できるようになりました。

従来の生物学的製剤と比較すると、
・これまでのTNFα、IL-6を抑えるものとは違う、T細胞の抑制という作用機序
・月に一度、30分の点滴で通院可能
・高額な生物学的製剤のなかでは費用負担が若干軽い
・副作用が比較的少ない
・MTX(リウマトレックス、メトレートなど)は必須ではない
などの特徴があります。

これまでの生物学的製剤で十分な効果があがらなかった方や、
MTXを内服できない方のみならず、
これから生物学的製剤を必要とする方も含めた幅広い適応が考えられます。

リウマチ医としては、オレンシアの登場で
より多くの方がリウマチの痛みから解放されて、
再び人生を楽しめるようになることを期待しています。

さいとう整形外科リウマチ科
院長(未)斉藤 究

2010.11.01 | コメント(0)