学び続けることがブランドです。今日は腰部脊柱管狭窄症。

当院では、週2回 朝の勉強会を行っています。

30分という短い時間ですが、理学療法士、柔道整復師、鍼灸師、そして院長が交代で勉強会当番となり、話題提供しています。

週2回で1時間。1ヶ月なら4時間。みんなが集まって勉強する時間です。

そうしてみんなの共通理解が深まっていきます。

 

今日のプレゼンは名古屋トリガーポイント鍼灸院の高橋くん。

他院で腰部脊柱管狭窄症と診断されていた患者さんで、小臀筋の筋力テストが低下しており、小臀筋トリガーポイントの治療で症状が取れたという症例発表と考察でした。

脊柱管狭窄症は、典型的には間欠性跛行や下肢痛が症状として現れますが、

https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/lumbar_spinal_stenosis.html

神経ではなく下肢血管病変がある場合(閉塞性動脈硬化症など)や

神経だとしても脊柱管内の中枢神経ではなく、臀部より末梢の坐骨神経が悪い場合もあります。

さらに坐骨神経を圧迫するのは梨状筋や大腿二頭筋などの筋による神経の圧迫が脊柱管狭窄症と同様の症状を出すこともあります。

筋自体が問題となって、ヒラメ筋や大腿二頭筋、小臀筋などがトリガーポイントを作っている場合もあります。

脊柱管狭窄症は有名ですが、同じような症状の鑑別診断は多岐に渡ります。

そしてそれら原因が一つではなく、いくつもかさなって患者さんの訴える症状になっていることが多くみられます。

決して症状とMRIの画像診断だけで現在の症状が脊柱管狭窄症であると結論づけてはいけないものなのですが、まだまだ患者さんの筋や神経の状態をしっかりと評価して、本当の脊柱管狭窄症以外の要素をしっかりと鑑別している医療機関は少ないように思います。

高橋くんもどんどん成長して、発表の内容も技術も聞きごたえのあるものになってきました。

こうした優秀な若者を育てることも当院の大切な社会貢献だと思っています。

 

脊柱管狭窄症と言われてお悩みの方は一度ご相談くださいね。

【執筆者:さいとう整形外科リウマチ科 院長 斉藤究(プロフィール)】

さいとう整形外科リウマチ科

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2023.10.31 | コメント(0)

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