慢性疼痛の勉強会~研修医勉強会
今日は朝から久しぶりに東京へ。
慢性疼痛の勉強会に、品川プリンスへ足を運びました。
痛みには、怪我や炎症など、局所の障害によって起こる急性期の痛みである、侵害受容器障害性疼痛と、
神経が傷ついたり、変性による慢性の痛みである末梢神経障害性疼痛、
そして両者の混合性疼痛などがあります。
一般的に急性の痛みには、NSAIDsと言われる消炎鎮痛薬が用いられますが、慢性の痛みになってくるとNSAIDsが効かなくなってくることもあります。
その際に、抗うつ薬や抗てんかん薬なども有効といわれ、
今日はその中でも、当院でもよく用いているお薬、リリカについて講演を拝聴しました。
腰部脊柱管狭窄症や、腰椎椎間板ヘルニア、またはその術後に残った痛みなどにも有効な場合があり、
または慢性の腰痛などでも効果を発揮しているという症例提示がありました。
さて、その後東京滞在時間2時間で名古屋にとんぼ返りし、エキサイカイ病院で研修医の勉強会に、渇入れ指導医として参加。
名古屋医療センター時代から発足した、4病院合同勉強会「名古屋レジデントスクエア」です。
今回はミニレクチャーの機会もいただき、
骨盤骨折についての講義も行いました。
久々に研修医や他院の馴染みの先生ともご飯までご一緒できて、とても充実した日曜日でしたヽ(・∀・)ノ
2011.10.23 | コメント(6)
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