濃厚接触者について

現在当院をご予約中の患者さんには、来週から臨時休診になる旨順次連絡を入れさせていただいております。

リハビリ予約の患者さんにはご登録のメールにご連絡を入れさせていただきましたが、その際に、私は濃厚接触者になりますか?とのご質問があったので、こちらにも記載しておきます。

濃厚接触者の定義は

新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領 国立感染症研究所 感染症疫学センター 令和3年1月8日版

https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/corona/COVID19-02-210108.pdf

によると、


・ 患者(確定例)と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内等を含む)があった者

適切な感染防護なしに患者(確定例)を診察、看護若しくは介護していた者

・ 患者(確定例)の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い者

・ その他: 手で触れることの出来る距離(目安として 1 メートル)で、必要な感染予防策なしで、「患者(確定例)」と 15 分以上の接触があった者(周辺の環境や接触の状況等個々の状況から患者の感染性を総合的に判断する)。

とされています。

つまり、患者さん、医療スタッフともにマスクをしていれば濃厚接触者にはなりません。

当院ではマスクをしていない患者さんがいた場合でも受付にてマスクをお渡しして、患者、スタッフ共にマスク着用を徹底しています。また、窓を開けて換気、院内の24時間換気扇、手指消毒、環境清拭など、できる対策は全て行なっております。

もし、お互いにマスクをして接触しても濃厚接触者に当たるということであれば、我々医療者は毎日多くの患者さんに接しますから、医療者自身がすぐに濃厚接触者扱いにされてしまいます。

それでは医療に限らず殆どの人対人のサービスが濃厚接触になってしまいます。

濃厚接触者になるかどうかは、上記のように感染防御策としてマスクを着用せず接触した場合、となります。

現在蔓延しているオミクロン株はこれまでのコロナウイルスに比べて感染力は強くなっており、身近にも感染したことのある人も増えていると感じられるのではないでしょうか。

しかしオミクロンは重症化する例は非常に少なくなってきており、下気道感染症(肺炎)ではなく、上気道感染症(咽頭炎)が主な症状になってきております。つまり”喉の風邪”になってきています。

テレビを中心としたメディアではまだコロナの恐怖を煽る報道が続いてはおりますが、まだコロナが何者かわからなかった第一波の頃とは全く異なります。

しかも、整形外科に来る患者さんで最も実害になっているのは高齢者だけでなく中年、若年者まで含めたフレイル、運動不足による体力の低下、筋力の低下、大腿骨骨密度の低下です。

今回は医療機関として感染拡大防止の観点から臨時休診を決めましたが、過度にコロナを恐れすぎることなく、適切に通常の生活に戻り、体を動かすことで体力を取り戻すことが大切です。

2022.04.17 | コメント(0)

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