西条俊生 先生
僕が大学生の時に、最も影響を受けた人の一人。
アーティストであり、はままつ美術研究所の所長。
女優 鈴木砂羽さんのお父さんでもあります。
学生時代、子供の時に習っていた絵をもう一度習いたくて飛び込んだ
浜松美術研究所。
最初は真面目に鉛筆デッサンをしていましたが、
だんだんと先生や仲間たちと会ってとめどない話をすることの方に
多くの時間を使うようになりました。
アートの見かた、ものの考え方や世界観、
今とがっているもの、輝いているもの、普遍的なもの。
面白いものや、力を与えてくれるものなど。
そうして自分の価値観が創られていきました。
多くの影響を受けて、
学生時代にはバックパッカーとしてヨーロッパ中の美術館を巡ったり、
バリ島にある西条先生のコテージに泊まり、
ライステラスに上る朝日、夕日をかみしめたりしました。
先生の作品は表面に塗られた「絵」というよりも
「物質」感があって、「かたまり」であって、
一つの「物体」な感じがします。
美しくて、力強くて、透明感があって、そして和がある。
新しい医院の待合室に飾る絵として、
西条先生の絵が一番に浮かびました。
今日は2年前に60才を迎え、
新しく「生」まれ変わった西条俊「生」先生のアトリエを訪れ、
改めてこの10年の空白をお話ししながら埋めました。
最近の作品も様々見せていただき、
当院のイメージにも合う、一番かっこいい作品をいただきました。
皆さんが先生の作品から創造を膨らませたり、
生きるパワーを受け取っていただけたら
こんな嬉しいことはありません。
465-0097
名古屋市名東区平和が丘1-10
さいとう整形外科リウマチ科
院長(未) 斉藤 究
http://saito-seikei.jp/
2011.04.11 | コメント(0)