骨折の診方と初期診療

医療センター勤務時代から毎年、
名古屋のみでなく、広く研修医たちに向けて行っている講義
「骨折の診方と初期診療」

開業後2回目の講義となりました。

医学生たちは、内科的な診察法は学生の間からトレーニングを受けますが、
整形外科的な筋骨格系の診察法や
骨折レントゲンの読影法などは
ほとんど教育されてきていません。

そのため、現場に研修医として出てから
on the job trainingとして、
日々ERで遭遇した症例をもとに
上級医の指導のもとで学んでいます。

そこで、外傷・骨折診療に必要な
診察のポイントと、レントゲン読影の基本から
見逃しやすい骨折などをまとめた講義を
毎年行い、
名古屋の研修医の中では恒例行事ともなってきました。

今年は名古屋大学、名古屋市立大学、名古屋第一日赤病院
名古屋第二日赤病院、名古屋医療センター、上飯田第一病院
などのほか、さまざまなところから50人弱の研修医が集まり
講義を聞いてくれました。

例年のものを、今年はさらにわかりやすくスライドを新作し
よりポイントを押さえた講義になったかと自負しています。

何より、日本SIGMAXさんのご協力で
参加者みんなが三角巾固定、鎖骨バンド固定、
手足のオルソグラスによる2関節固定
などを体で覚えることができるのもよいところ。

教育をしていて楽しいのは、
若手の先生たちの輝いた目を見るのもそうですが、
何より、その先生たちが出会った患者さんが、
明日から少しでも骨折の見逃しなく、適切な初期治療で
治療されるきっかけを作っているというやりがいです。

僕が名古屋医療センターを卒業しても、毎年この機会をくれる
名古屋医療センターの教育研修センターの皆さん、
一緒に頑張ってくれた日本SIGMAXの方々、
サポートしてくださっている、アステラス製薬の皆さん。
本当にありがとうございました。

また来年も頑張りますね!!

2012.06.10 | コメント(0)

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