骨粗鬆症と大腿骨頚部骨折

整形外科勤務医をしていると
毎日のように大腿骨頚部骨折の患者さんが運ばれてきます。

下肢の付け根の股関節部分の骨折のため
歩けなくなって手術が必要となる場合が大半です。

骨をつないだり、人工骨頭という手術をうけ、
術後の全身状態が落ち着くと
リハビリ病院に転院の上で、自宅に帰るレベルを目指して歩行訓練が行われます。

その後必要に応じて通院可能な医院でリハビリを継続することもありますが、
何より大切なことは次の骨折を予防することです。

骨粗鬆症に伴う骨折を予防するには、普段から自分の骨密度を知り転倒予防を意識して運動に努めることが大切ですが
骨折を起こした後でも次の骨折を予防するために骨密度や骨折リスクに応じて
骨折治療を行うことが大切です。

現在は内服薬だけでなく、より高度な骨粗鬆症に効果的な皮下注射での治療薬も日本で使用可能となっています。

全ての女性は閉経を迎え、同時に女性ホルモンの低下とともに骨密度の低下を迎えます。

骨折してから気づくのではなく、
普段から自分の骨密度や骨折リスクを知っておきたいものです。

当院では骨折により日常活動度の低下が著しい
腰椎や大腿骨の骨密度が測定可能な
病院同様の骨密度測定機を用いて
骨粗鬆の診断・治療に努めております。

2011.08.03 | コメント(0)

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