院長ブログ

豊田で出張講演

今日は中部労災病院膠原病内科の滝澤先生、猪飼先生と企画運営している、関節リウマチエコーの会である、SUMIREの会のスピンオフで、豊田に出張講演してきました。

猪飼先生からはJAK阻害薬の基礎から、関節エコーでは滑膜炎の見られないリウマチ残存疼痛に対して、中枢性疼痛を考慮してSNRIを内服投与したところ著効した症例提示までをお話いただきました。

これもエコーをしなくては滑膜炎の痛みではない!と言い切ることはできない症例ですね。

僕からは関節エコー陰性の際に考えるべき末梢性疼痛としての筋膜性疼痛症候群の診断と治療についてお話させていただきました。

筋膜性疼痛は、関節リウマチではないかと心配で当院に来られる患者さんにも多く見られますし、本当の関節リウマチの患者さんの痛みの原因としてもよく見られるものです。

座長の高杉先生の前腕筋群のマッスルトリガーポイントハイドロリリースも実演して、伸展不良だった示指も伸びやすく改善。高杉先生のお疲れも少しとれたかな?

オミクロンが広がりつつある中の開催で、非常に少人数ではありましたが、その分参加された先生方とコミュニケーションもはかれた会になりました。

お声かけいただいた高杉先生、ありがとうございました!!

2022.01.12 | コメント(0)

PsA 乾癬性関節炎を考える会

今日は名古屋の乾癬の会で勉強。

乾癬性紅皮症の症例提示

IL36シグナル伝達経路と疾患との強い関連性

関節炎は尋常性乾癬や膿疱生乾癬で合併が多いこと。

乾癬では高血圧、肥満、高血糖、非アルコール性肝障害NAFLDなどの合併が多い

NAFLDは男性、PASIが高いと起こりやすい

PASIとHbA1cには相関が見られる。

IL17A抗体療法で皮疹とHbA1cが改善する。空腹時血糖も下がる。

爪(油滴・爪甲剥離は関節炎と関連)、後頭部、耳介後部病変も見逃さない。

殿裂の皮疹はPSAのリスク因子

足底腱膜炎、アキレス腱炎

NAPSIで爪の重症度評価。NAPSIが高いと仙腸関節炎が増える。

PsAの45〜55%に体軸性関節炎。

びらんと骨造成

bridging osteoprolifelationはDISHと類似

仙腸関節炎は右に多い

脊椎は胸椎に多い

ADA投与24週間で仙腸関節、脊椎の全般的な所見は改善

HLA-B46は仙腸関節炎が重症化するリスク因子

乾癬外来では、抗体療法を始めてから心筋梗塞やNASHで亡くなる方が少なくなっている。

慈恵医大 皮膚科 朝比奈先生

機能的付着部 functional enthesis

擦れる部分に炎症が起こる。指炎。

禁煙、肥満なら減量が大切。

2019乾癬性関節炎ガイドライン

TNFα、IL17 head to head

皮膚症状がひどければIL17を。

2022.01.08 | コメント(0)

あけましておめでとうございます

皆さま

あけましておめでとうございます。

さいとう整形外科リウマチ科は開業10年。今年は11年目を迎えます。

気分一新、院内の観葉植物もいくつか入れ替わり、2階のアートも新たなものが加わりました。院長の白衣もスタッフが選んでくれたブルーラインのものに変わりましたよ。気づかれましたか?(^-^)

開業時は1人だった理学療法士さんも9人に増え、パートでも様々な得意分野を持った理学療法士さんがきてくれており、当院のリハビリもパワーアップ。多くの患者さんの痛みを改善に導いてくれています。

これまで以上に超音波による診断・治療にも力を入れており、リウマチの早期診断はもちろん、痛みや痺れの原因診断や注射によるハイドロリリース・トリガーポイント治療にも大活躍しています。理学療法士達も超音波を勉強し始めています。

昨年は日本整形外科超音波学会でも院長が学会発表をおこなったり、オンライン勉強会を主催したりと、地域から全国の医師・理学療法士・柔道整復師・鍼灸師さんたちと楽しく学び続けています。

痛み診療には栄養療法も取り入れ始めております。院長が分子栄養学を学び始め、採血から隠れ貧血やビタミン、ミネラルの欠乏を見抜き、必要な栄養指導や鉄剤、サプリメントのアドバイスも始めました。現在内服しているサプリメントがあなたに適しているのかアドバイスも行っております。

リウマチ分野では最新のJAK阻害薬も5種類に増え、当院でも次第に多くの患者さんがその治療効果の恩恵にあずかっています。

コロナは未だオミクロン株の動向から目を離せませんが、重症化リスクはこれまでの株よりも低いとのニュースが流れています。このまま弱毒化して収束してくれることを願います。

当院でも最新の情報を取り入れつつ感染防止対策を行っておりますが、特に換気が1番重要と考え、院内は24時間換気に加え、隙間風を作っております。待合室が混雑している時は、携帯電話によるお呼び出しも行なっておりますので、受付までお申し付けください。

昨年からリハビリではオンライン予約を始めました。

移行期には通院中の患者さんも困惑されたかと思いますが、現在のところ利便性もあがり、患者さんのリハビリ予約変更もオンラインで簡単に行えるようになりました。もちろん今まで通り、スタッフによる予約取得もできますので、オンラインでの予約がわからなければ、ご遠慮なくお声かけください。

スタッフでは、これまで側弯症治療に当たっていた女性理学療法士が東京の白石接骨院で更なる側弯症の勉強をすることになり、その代わり当院の男性理学療法士2名が新たに側弯症治療の勉強をしてきました。

側弯症の積極的リハビリテーションは行なっているところも少ないため、大切な仕事の一つと位置付けて頑張っています。

看護師さんは出産に伴い1人退職するため、現在看護師さんを募集中です。理学療法士と柔道整復師も各1名募集しております。

詳細はホームページの求人情報をご覧ください。

今年も1人でも多くの患者さんの痛みが取れるように、そして、楽しい!明日をサポートできるように、みんなで頑張って参ります。

今年もよろしくお願いいたします。

さいとう整形外科リウマチ科

院長 斉藤究

愛知県名古屋市名東区平和が丘1-10

TEL 052-776-3110

2022.01.04 | コメント(0)