院長ブログ

愛知と東北

今日は水曜日。

午前中で診療は終わりです。

夕方に見ていたテレビ番組「キャッチ」で
愛知県のものづくり工場が東北のものづくり工場との
企業交流会を行った話を放送していました。

現在東北のものづくりは、震災バブルといわれるような好景気だそうです。

しかし、円高がなかなか改善されない現状では、
愛知県、トヨタの下請け工場も企業の海外移転が進む中厳しい局面に立たされています。

その中で、現在好景気である東北企業との提携のきっかけともなる交流会を
愛知県の企業が行えた理由。

そこには、震災で工作機械も流され、塩水に浸かり、
ものづくりができなくなった東北のものづくり工場のために
愛知県のものづくり工場から、使用していない工作機械がたくさん寄付された事がありました。

ものづくりに人生を費やしてきた社長さん達は、
震災後に工場の閉鎖に追い込まれるか否かの瀬戸際に
愛知県からの工作機械に助けられたのです。

その後の下請け工場達の頑張りが
現在の東北復興の好景気の縁の下の力持ちとなりました。

そして今回、好景気となった東北企業と
愛知県の工場とのタイアップ企画が実現したとのこと。

気持ちで動いたことが、人を助け、企業を助け、社会を支えて
ひいては自らを助けることにつながる。

とても感動した番組でした。

頑張れ、日本!

2012.07.18 | コメント(6)

愛知県医師会トリアージ講習会

今日は愛知県医師会主催の
災害トリアージ講習会のお手伝いに
テーブルインストラクターとして参加しました。

昨年に引き続き、2回目の参加でしたが、
今年はSTART式トリアージ、PAT、ABCDECrアプローチと
盛りだくさんの内容でした。

START式トリアージというのは、
災害現場で患者さんを緑、黄、赤、黒という
緊急度に応じてふるい分ける方法の一つ。
災害時の緊急援助チーム、DMATでも用いられています。

また、PATというのは、
生理学的、解剖学的トリアージの略で
酸素の通る順番にAirway Breathing Circulation
Dysfunction of Cerebral nervous system
に異常がないか
頭の先から足の先まで、命に関わる重傷外傷はないか、と
緊急度を選別する方法です。

そして最後に、EmvironmentのEと
Crush syndromeのCrを含めて
AからCrまで、異常のある部位に治療を施しながら
全身状態を安定させる治療の段階まで

会に参加した医師、看護師、救命士、事務さんたちに
実際に体験してもらいました。

名古屋医療センターDMATのメンバーや
一緒に3.11に北茨城で救助活動を行った
エキサイカイ病院DMATのメンバーとも再会し
同窓会のような講習会になりました。

愛知県医師会にこういった形で貢献できるのも
嬉しいですね。

2012.06.11 | コメント(1)

社長 島耕作と震災の夜空

しんしんと寒くなった今夜。
帰りの夜空には、月に照らされるウロコ雲。
立冬を過ぎたとはいえ、まだ秋の空なんですね。

帰りのコンビニで社長島耕作の最新刊を見つけました。
震災が起こった直後、島耕作は即座に自社製品を投じて
被災地支援を行いました。

被災地へ赴いた島耕作が見たものは、
瓦礫の海の上に広がる満点の星空でした。

僕が3月11日、その日に茨城の病院で見上げた空にも
自然の大きさを感じさせるような星空が広がっていました。

島耕作は、瓦礫の中で部下の一人とともに語り合います。
「建て直そうな 日本を」

 

名東区の一整形外科医院から、
日本のために何ができるのかはわかりませんが、
まずは僕と出会った人たちを元気にすることを大切に、
ひいてはそ方たちが活躍して、
まわりまわって日本が元気になればいいなあと思います。

2011.11.09 | コメント(2)