院長ブログ

救済のためにできること

tomodaさんより、自分にできることはなにかとコメントをいただきました。

被災地へ赴く以外にできることとして

ニュースからの情報をまとめて、被災地の知り合いに送る。

東京もコンビニ、スーパーが空っぽとの情報があります。
物流がどの程度効率よく動いているか分かりませんが、
東京方面の親戚、友人に食料その他消耗品を送る。
または自分で届ける。

節電のチェーンメールも回っていますが、
関西方面から関東方面への電力供給には限度があり、
関西方面の方が節電する必要はないとのことです。

募金する。

CNNも24時間JAPAN QUAKEのニュースを流しているとのことです。
また、僕の海外の友人からは一斉に安否確認のメールが届きました。

ブログ、ツイッター、FACEBOOK、YOUTUBEなどで、
ぜひ英語にて情報発信してください。

僕が昔ホームステイしたトロント在住のBROTHERからは、
日本が安定するまで奥さんと子どもを預かるから遠慮なく言ってほしい
とのメールをもらい、感動しました。

世界が日本に注目しています。

そして何より、まだ地震が今後も発生することは誰も否定できません。

自らの安全を守るため、避難袋を作り、
すぐに持って出られるようにしてください。

昨日の静岡の地震は幸い被害が少なかったようですが、
震度6強をうけて、夜すぐに僕達DMAT隊員は名古屋医療センターに集まりました。
被害の少なかったことから解散となりましたが、
東海大地震につながるんではないかと誰もが思ったのではないでしょうか。

うちの車の後部座席には、寝袋、テント、ランタン、着替え、常備食など
積み込んでおきました。

これらを使う瞬間が来ないことを祈ります。

名古屋医療センターには、仙台で活躍したDMATの2隊目が今日帰還しました。

今は国立病院機構医療班として、名古屋医療センターチームが
岩手県釜石で活躍しております。

僕は病院幹部や仲間のDMAT隊員とともに、
派遣部隊が安全に活動できるよう情報収集をおこない
後方支援を頑張ります。

名古屋市名東区平和が丘一丁目10番地
さいとう整形外科リウマチ科
院長(未) 斉藤 究
http://saito-seikei.jp/

2011.03.16 | コメント(1)

救援時の装備

東市民病院 黒柳元先生から頂いたコメントを受けて
被災地に救援に行く際に持っていくとよいと思われるものを列挙します。

基本的には、ライフラインが途絶した地域で活動する
自己完結的装備が必要です。

防寒具。
茨城では晴天時でも夜の冷え込みは厳しかったです。今は天気も悪く岩手、宮城ならなおさらです。

スタッドレスタイヤ 必須

携帯充電器
車のシガーソケットタイプ、パソコンUSBタイプ、ソーラータイプなど

携帯では各病院の持つ機関コードとパスワードを入手し、
DMATメニューから掲示板を見ると一番情報が早いです。

自分達の活動予定日数に合わせた
十分な水、食料、着替え、タオル、ガソリンの予備タンク、電池なども必要。

パソコン(ポケットwifiや通信手段を)インターネットも情報源

寝袋

ラジオ 電気のないところではこれが本当に唯一の情報源にもなります。

トランシーバー
携帯の電波すら通じませんでした。

救急車
一目みてそれとわかるので道もゆずってもらえ、通行止めも突破しやすい。
なければ緊急車両の公安からの許可証を交付してもらうとよい。
ナビゲーションは必須
ゴリラなどの携帯ナビもよいでしょう。

個人装備は聴診器、メモ、デジカメ、ビデオ、スマートフォン、ライト、ハサミ、サチュレーションモニターなど

ヘルメットとヘッドライト

ガムテープ、マジック
なにかと役に立つ

ポータブルエコー

衛星電話

ホワイトボードがわりに静電気で壁に張り付くシート
現地入りすると通信がダメな場合、
かえって目の前のこと以外の情報はとりづらくなります。
出発した病院本部の遠隔サポートが大切です。
調べものや宿の手配、迂回路など検索します。

カッパ 雨、雪対策のほか、放射能対策としても。

放射能汚染が疑われれば、まずは服を脱いでごみ袋に入れ、
全身髪の毛までよくよくシャワーで洗い流すのがよいです。(除染)

急性期には外傷、蘇生に対応する医療資機材
現在の亜急性期には内科系疾患に対応する医療資機材がよいでしょう。

バックボードもあると、患者さんの搬送に有用です。
十分な休養を
出発するときはアドレナリンが出まくって眠くありませんでしたが、
夜通し交代で運転して朝から働くと昼には疲れがでてきます。
リーダーははやる隊員達をクールダウンして、
少しでも休養をとらせることが必要です。

1自分の安全
2周囲の安全
3患者の安全
です。

名古屋医療センターからも医療救護班が岩手にむかって出動中です。

日本のために、それぞれができることを頑張りましょう!

名古屋市名東区平和が丘一丁目10番地
さいとう整形外科リウマチ科
院長(未) 斉藤 究
http://saito-seikei.jp/

2011.03.16 | コメント(1)

東北関東大震災継続支援


昨日はさすがに疲れがピークでした。

3/13日曜に北茨城から帰還すると、
院長先生含め事務の方、DMATメンバーが拍手で出迎えてくれて感動しました。

僕たちが前線で活動するために、後方でサポートしてくれた仲間たちがいました。

中日新聞の取材も来てくれており、3/14の朝刊に記事が載りました。

翌3/14はいつもの新患外来のあと、今度は僕も後方支援部隊となって
国立病院機構医療班として出動するメンバーを選定、
原発で情報も不安定な福島を避けて新潟秋田回りで仙台入りするルートをとり、
現地の病院で活躍する2隊目のDMATと合流したあと、
医療班はさらに北上し、被害の大きかった岩手県を目指します。

発災後3~4日経過してきており、災害は急性期から亜急性期へと以降。
訪れる患者さんは急性外傷から腹痛、下痢、頭痛、嘔気などの
内科的症状に移行してきます。

いつも内服していたお薬も不足してくる可能性があります。
リウマチのお薬も足りなくなれば、
多くの人では痛みや関節の腫れが戻ってくるかも知れません。

食料も不足しているとは思いますが、
リウマトレックス、メトレートを内服している方は
食事のとれないときや、ひどい下痢などで体に栄養が十分吸収できないときは
葉酸が足りなくなり薬の副作用が強く出る可能性があります。

栄養がとれるまで薬の量を減らすか、内服を中止してください。

副作用としては口内炎、肝機能障害、白血球減少、貧血などがありますが、
自覚症状はふらつき、だるさなどもでるかも知れません。

医療体制にとっても、薬品の物流が早く回復することを願います。

名古屋市名東区平和が丘一丁目10番地
さいとう整形外科リウマチ科
院長(未) 斉藤 究
http://saito-seikei.jp/

2011.03.15 | コメント(0)