院長ブログ

伸びる人の条件

先日、光工芸さんの主催する
医療経営セミナーで再会した国吉拡(くによし ひろむ)さん。

国吉さんの著作「だから、あなたの部下は育たない!」
には、国吉さん自身が自分の給料を不満に思い、
副社長に直訴した際の経験を書かれていました。

その時、副社長は国吉さんに、
「君は損得の「得」しか考えていない。
これでは今は一番でも、この先伸びない。
人徳の「徳」を大事にすることだ」
と言われたそうです。

その後、国吉さんが企業コンサルティングを行っていく中でわかったのは
伸びない人は明らかに給与や休日といった待遇面ばかり気にしている傾向がある。
そのようなタイプはやれ給与が低いとか評価されていないとか
不平不満のオンパレード。

伸びる人はやはり仕事を通して成長したいと真剣に考えている。
とのことです。

僕も名古屋医療センターでの5年間には
自分がリウマチの修行をするとともに、
救急外傷治療を若手とともに盛り上げてきました。

それは整形外科医として当然の仕事ですが、
それだけでなく、自分を育ててくれた名古屋医療センターを
よりよい病院にするために
研修医教育にも自分の仕事以外の時間を注ぎ、
災害医療ではDMATのリーダーをひきつぎ
東日本大震災では、名古屋医療センターの名前を背負って
発災当日に筑波から北茨城へと救助活動に向かいました。

もちろん、休日には整形外科医としての勉強や学会発表だけでなく、
全国で研修医の募集活動や、災害医療の講習会や災害訓練と
それぞれの役割に応じた時間を投資してきました。

そして、それらすべての経験と人脈が
現在の開業にあたって役に立っていることは言うまでもありません。

仕事のONの時間は、いかにOFFの時間に自己投資ができたかにかかっています。
OFFの時間に学べば学ぶほど、ONの時間が楽しくなるってもんです。

仕事は楽しむものなんですから!!

2012.07.16 | コメント(2)

お寿司やさんのプロフェッショナリズム

今日は関節リウマチの生物学的製剤・シンポニーや、
慢性疼痛に対しての内服薬・トラムセットを扱う
ヤンセンファーマにて社内勉強会を行ってきました。

リウマチの基礎的概念から
最新の生物学的製剤の臨床的使用感まで
実臨床の立場からのお話しをさせていただきました。

その後に連れて行っていただいたお寿司屋さん
龍文支店

カウンターのみの小さなお店で
メニューはおまかせのみ。

最初に出されたフグのお寿司は
酢具合のよい小さな酢飯とフグが相まって
幸せの一口。

芽吹いたばかりのジュンサイを出汁ポン酢で和えた汁物から
おろしたてのワサビを添えたかんぴょう巻まで
見ためにも美しいお寿司と小皿が続きました。

大将とお話しをすると
おいしいのは、ネタがいいからです。
料理の腕は関係ありません。
と言います。

お寿司の見た目も美しいですね、というと、
ありがとうございます、と添えながら、
フランス料理が目で見ても楽しませるように、
お寿司は一貫の見た目を美しくありたいと握ります、と
素敵な言葉をいただきました。

良いネタは人間関係で仕入れるといいます。
大将は、お客さんが「おいしいね」と言ってくれた言葉を、
ネタを仕入れた先の魚屋さんにも伝えるそうです。

ネタとなる魚は漁師さんが釣って、卸さん、魚屋さん、寿司屋さんと
運ばれてきます。

最後にお客さんの「ありがとう」をもらえる寿司屋さんが
魚を届けてくれた業者の皆さんにありがとう、と伝えると
またいいネタを運んであげなきゃな、という気にさせるというのです。

医者という職業も、患者さんが治療によって元気になると
直接笑顔と「ありがとう」がもらえる、やりがいのある仕事です。
大将と同じように、僕も薬メーカーのMRさん達には
できるだけ患者さんの声を届けるようにしています。

そのことによって、MRさん達が
自分の頑張っている仕事が、最終的に患者さんの笑顔につながっているんだ
という実感を感じてくれるのではないか、と思っています。

また、大将からは
昔お客さんに、いつか使え、とプレゼントされたという
猫柳の木のまな板のお話しを聞きました。
猫柳のまな板は、包丁に反してくる弾力がとてもよいまな板とされているそうで
大きな一枚板のまな板は存在感抜群の美しさです。

また、大将が料理人を志した時に出会った本
法隆寺の宮大工のお話しをしてくれました。
100年持つ建築は、100年生きた木でないと作れない
職人にテレビも新聞も関係ない、と俗世を捨て、腕を磨いた宮大工のお話しを聞きました。

ネタにこだわり、道具にこだわり、自分を支える業者さん、仲間たちへの気遣いを忘れない。
そんな大将の握る、美しいお寿司。
もう一度行ってみたいお店になりました。

2012.07.05 | コメント(0)

長野へ行ってきました。

昨年は開業前の準備に追われたゴールデンウィーク。

開通したばかりの新東名を尻目に、
中央道から長野県に足を運びました。

 

もちろん家族のマメも一緒です。

 

安曇野ワインセラーに立ち寄り、
アイスワインを購入しました。
無料試飲もあります。

ガイドブックを見ながら、お蕎麦屋さん上條へ。
2時を回っているというのに、駐車場は超満員です。
別椀に出された、水に浸した数本のおそばをすすると
さわやかなお蕎麦の香りがします。


メインはそば味噌や、すりたてのわさび、鴨肉ののったお蕎麦。

 

白馬にはまだ雪が残り、空気もひんやり。
雨予報のGWでしたが、雲間から太陽も顔を見せ
天気には恵まれました。

宿泊は犬を預かってもらえるスペースもある、
Sierra Resort Hakubaへ。
居室には犬は入れませんので、
マメはさみしい夜を過ごしました(^^;)


部屋から続くベランダにはバスタブがあり、
露天風呂気分が味わえます。
こんなの、自宅にあったらいいなあ。

 
夕食はフレンチ。
この幻のオリーブオイルの香りのよさと言ったら、
バケットにつけて食べたら最高です(^o^)

食事中にレストランの中で意識をなくして倒れた方が。
一時的に血圧が下がったらしく、しばらくして意識を取り戻されました。
診察すると、頭を強く打たれたようで、右側頭部に大きな血腫がありましたが、
間もなくして救急車が来て、搬送されました。
翌日、元気で帰ってこられたようです。
よかった、よかった。


田園風景と青い空。
いつも電子カルテを眺める目には、いい保養です。

  
満開の桜。長野は名古屋より1か月遅いんですね。

 
再び安曇野の戻り、わさび農園へ。
わさびソフトクリームはピリピリせず、さわやかな香り。
口溶けもよく、おいしかったです。
わさび風味の長芋のお漬物、絶品です。

 
帰りは駒ケ根に立ち寄り、
インター近くのソースかつ丼やさん、明治亭へ。
甘めのソースに浸されたトンカツが山盛りキャベツの上に4枚。
温泉卵をかけていただき大満足。
ごちそうさまでした!!

リフレッシュしたゴールデンウィーク。
5月10日のさいとう整形1周年に向けて、
月曜日からまた頑張ります!!

2012.05.06 | コメント(2)