院長ブログ

暖める?冷やす?

よく患者さんに、この痛みは暖めた方がいいのか、冷やした方がいいのかと聞かれます。

暖めるのか、冷やすのかは、
慢性の痛みか、急性の痛みか、
に分けて考えると分かりやすいと思います。

例えば、足を捻った、腰をぶつけた、
スポーツのあとで痛みが出てきた、熱を持っているなど、
今起こったばかりの急性の痛みでは、冷やしてあげるとよいでしょう。
急性に起こった炎症を鎮めて、痛みを抑える効果が得られます。

また、肩凝りや以前からの腰痛、膝痛など、慢性の痛みには、
暖めてあげるとよいでしょう。

血行を良くして、こわばった筋肉をほぐしていきます。
同時にマッサージやストレッチを行って、
しなやかな筋肉を取り戻すことが大切です。

トリガーポイント注射は、急性から慢性に至るまでの
筋肉の痛みに幅広く効果を現しますが、
痛む部位の少ない急性期に行うと、
急性腰痛や首の筋違いなどでは、1~2回の注射で
痛みが取れてしまうこともしばしばあります。

また、リハビリの物理療法では、温熱療法や電気治療で
筋肉の血行をよくして、ほぐします。

ご自宅で温熱療法を行うなら、蒸しタオルをビニール袋に入れて
患部に当てるとよいでしょう。
50肩(肩関節周囲炎)など、拘縮した関節を動かすときにも、
温めてから可動域訓練を行うと効果的です。

患部を温めるには、こんなものも市販されております。
利用するのもよいでしょう。

2011.11.10 | コメント(0)

禁煙補助薬 チャンピックス

リウマチの発症原因になり得るともいわれる喫煙。
リウマチの治療効果にも影響するだけでなく、喫煙によりCOPDと呼ばれる慢性肺疾患に陥り肺が悪くなれば、重篤な肺炎にかかりやすくなったり、十分な薬物療法が行えず、リウマチを寛解に導けなくなる可能性もあります。

また、筋肉のみならず、全身の血行を悪くするため、肩凝りや腰痛の治りも悪くなる可能性もあります。

当院ではチャンピックスを用いて禁煙のお手伝いをしていますが、スマホでニュースをみていたら、こんな記事がありました。
以下引用です。

禁煙どうすればいいのか…依存症脱却 の道 産経新聞 2011/10/28 10:20

「たばこをやめられないのはしみついたニ コチンに、体も精神も依存しているからで す」と指摘するのは禁煙外来があるグッドス リープ・クリニック(東京都港区芝大門)の 白濱龍太郎院長だ。

平成18年4月から、国内でもニコチン依 存症を保険診療で治療できるようになった。 その対象は、直ちに禁煙しようと考え、TD Sで5点以上、1日の喫煙本数×喫煙年数が 200以上-などの人だ。 標準的な禁煙治療プログラムでは12週間 に5回の診療が行われる。
カウンセリング や禁煙補助薬の投与で徐々にたばこを遠ざけ るという作戦だ。 禁煙補助薬に最近主流となっているのは 20年5月に発売された経口内服薬「チャン ピックス」(販売元・ファイザー)。同薬は 主成分がニコチンの代わりに脳内のニコチン 受容体と結合。喫煙による満足感を抑制する のと同時に少量のドーパミンを放出するの で、禁煙時のイライラやたばこの切望感を軽 減する。
ファイザーの調査では12週間投与 の最後の4週間での持続禁煙率は65・4% になるという。

白濱院長は、「酒とストレスをきっかけ に“1本だけ…”と手を出してタガが外れる ことが多い。1本だけが一番危険です。成功 した人の話を聞き、実際に禁煙外来を訪ねて ほしい」と話している。

■服用中の運転、注意徹底 「チャンピックス」については、服用者が 意識障害を起こし、車を運転中に事故を起こ すケースが報告されている。厚生労働省で は、ファイザー社に添付文書の改訂を指示 し、注意を呼びかけた7月以降も事故が発生 していることから、改めて服用期間中に車の 運転はしないよう、服用者や医療機関に徹底 を求めている。

2011.10.31 | コメント(0)

肩こり、腰痛、手足のしびれ

開業すると、これまでの大病院で勤務していた時に比べて
こんなに腰痛、肩凝りで悩んでいる人がいたのかと驚くばかりです。

痛みの発現部位の診断をしっかり行い、骨なのか関節なのか神経なのか、
はたまた筋肉の痛みならどの筋肉か。
問診と診察と検査で痛みの部位を絞り込みます。

その上で筋肉の痛みと診断すれば、トリガーポイント注射をおすすめします。

一回で大幅に痛みが軽減する方もいれば、
長年にわたる慢性痛の方では何回か注射をして、
痛みのピークが下がっていく方もいます。

しこりとなった筋肉を探し、圧痛のある部位に注射をします。

針は非常に細いので、思ったよりも痛くないという方がほとんどです。

開業して2ヶ月ですが、
これまで椎間板ヘルニアと言われていた人や、
腰部脊柱管狭窄症で手術が必要、と言われていた人のなかには
実は思い込んでいた神経痛だけではなく、筋痛が原因となっている人が
かなりいるように感じています。

加茂先生のご経験には遠く及びませんが、
これまでの骨やMRIから神経痛の原因を探す治療だけでなく
筋痛も放散痛やしびれを起こし、
それがトリガーポイント治療で消失していく症例も数多く経験しています。

まだまだトリガーポイントについて学び始めたところですが、
患者さんのつらい痛みをとる手持ちの手段が増えたことで
また一つお役にたてることも開業してからのやりがいです。

465-0097
名古屋市名東区平和が丘1丁目10番地
さいとう整形外科リウマチ科
院長 斉藤 究
Tel 052-776-3110
Fax 052-776-3112
http://saito-seikei.jp/

2011.07.12 | コメント(2)