院長ブログ

レセプト

これまで開業医の時は、自分の診療したレセプトは
毎月来られる医療事務の方達がカルテに記載された内容を見て
医療事務の方が判断に困るレセプトだけを持ってきてくれました。

今は医療事務のスタッフとともに、たくさんのレセプトをチェックしています。

勤務医の時の新患外来は週1日午前のみの4時間程度でしたが
今は毎日新患外来と再診外来をまとめて行っています。

お会いする患者さんの数も、勤務医の時より大幅に増えました。

その分、保険診療で認められている管理料や算定の仕方などを知らなくては
あっという間に何人もの患者さんで本来かかるべき医療費よりも
安い価格で診療することになってしまいます。

保険機関へ毎月のレセプト請求を行い、
その後送り返されてくる返戻(へんれい)を見て
同じことを繰り返さないようにするだけです。
返戻の多くは医療機関に支払いできない旨の通知ですから、
こちらからの請求漏れについては教えてくれません。

医者になるための学校はあっても、開業医になるための学校はありません。

開業準備中は自分の思い描く医療のイメージを
設計士さんと形にするための作業の数々や
医療機械を選んだりすることに時間を使うため
一つ一つの保険診療の内容について勉強する時間はありません。

開業医になってみて分かったのは、
これまで患者さんを診断治療するための知識と技術を磨くためだけに
時間を使ってきた勤務医にとって
新規開業と言うものは
認可のための様々な手続きや、保険請求のための知識が必要にも関わらず
装備を持たずに富士山の頂上を目指すようなものです。

開業して二回目のレセプト業務。

今は雲のかかった富士山の頂上も見えないまま、
その麓を歩き出したようなものです。

465-0097
名古屋市名東区平和が丘1丁目10番地
さいとう整形外科リウマチ科
院長 斉藤 究
Tel 052-776-3110
Fax 052-776-3112
http://saito-seikei.jp/

2011.07.06 | コメント(0)

整形外科超音波セミナー


今日は大阪国際会議場に来ました。

秋田県の城東整形外科、皆川洋至先生
気仙沼市立病院の高橋周先生
神戸のぱくペインクリニックの朴基彦先生
達による
診療ツールとした運動器エコーセミナーです。

以前横浜で高橋先生のお話はうかがったことがありましたが、
優しい口調で非常に分かりやすいスライドとお話で
何度聞いてもタメになります(*^o^*)。

皆川先生は超音波を活用して
一日200人もの患者さんを診察することもあるとか(◎o◎)

午前中4時間100人としても1時間25人。1人2分ちょい。

止まることなく2診を使い診察し続けているそうですが、
その秘訣はやはりスタッフの動きだそうで、
自分を含めてまだまだ遠い先を見せられるとともに
大きな目標にもなりました。

超音波を使用した診断、治療。

今日はフルーツゼリーを使って、
正確に病変部位に針を進めて治療を行うための
超音波の使い方を勉強しました。

皆川先生はこれまでのレントゲンによる骨診断を中心とした静的整形外科学から、
超音波による診断を味方につけた動的整形外科学へのパラダイムシフトと言います。

リウマチの早期診断だけでなく、整形外科の診断治療に
新しい時代が来ています。(*^o^*)

465-0097
名古屋市名東区平和が丘1丁目10番地
さいとう整形外科リウマチ科
院長 斉藤 究
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2011.07.03 | コメント(0)

後輩

先日転倒した方が当院にかかられました。

残念ながら骨折していたのですが、
すぐに透視を見ながら骨折を整復し、骨折部を固定しました。
痛みは和らぎ、患者さんの顔も緩みました。

同時に名古屋医療センター整形外科の後輩と連絡をとり、
紹介状にレントゲン写真のデータを作成。
後輩が翌日の入院、手術の手はずを整えてくれました。

そして翌日夜、後輩からメールが入りました。

「完璧な出来映えです」

骨折を、怪我をしたのだから障害が残るのは仕方がない、
と言えばそこまでです。

いかに骨折する前の状態に近づけるのか挑戦するのが
外傷を扱う整形外科医のプロ意識と腕の見せどころです。

そして今日、親父が体調をくずしたために、
名古屋医療センターの救急外来に受診しました。

事前に医療センターに連絡すると、研修医の時からとても頑張っていた
現在は総合内科医となった後輩の先生が当直していました。

患者家族の立場として、これまで一緒に働いた仲間のいるERはとても頼もしく、
信頼できる後輩をもったことを心からありがたいと思いました。

そして先程の骨折手術をしてくれた後輩にも偶然出会いました。

速やかに手術してくれたことにお礼を伝えると、
斉藤先生の紹介してくれた患者さんに
下手な手術はできないと思い緊張しました。
と言ってくれました。

そして見せてくれた術後のレントゲン写真は、
多骨片に骨折した関節部は言葉通り完璧に近いほどに美しく整復され
一番よい場所に金属のプレートが当たっていました。

後輩がこれだけの手術ができるようになったのを嬉しく思うとともに、
本当に頼もしく思いました。

教育の仕事をしてきたこと、後輩たちとともに頑張ってきたことに、感謝する瞬間でした。

465-0097
名古屋市名東区平和が丘1丁目10番地
さいとう整形外科リウマチ科
院長 斉藤 究
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2011.06.29 | コメント(1)