院長ブログ

「腰痛」について講義をしてきました。

今日は当院のリハビリを手伝いに来てくれている
銭田治療院の院長である
銭田さんのリハビリ塾で講義をしてきました。

銭田さんは自らが理学療法士であり、鍼灸師でもあります。
また、職種を問わず、あらゆる治療家が参加可能なリハビリ塾を開催しています。
僕もその活動の意義に共感して
今回の講義を引き受けました。

今日のテーマは「腰痛」で90分講義を行いました。

整形外科医がどのように腰痛を見ているか。
あらゆる治療家が見逃してはならない危険な腰痛とは。
薬物療法の出番はいつか。
筋筋膜性疼痛症候群とは。
トリガーポイントとは。
痛みの悪循環とは。

そんなお話をしてきました。

夜の9時からにもかかわらず
11名の理学療法士・鍼灸師・マッサージ師の方が参加され
普段治療している患者さんの経験から
いろんな質問をしてくれました。

当院に4月から就職した新人理学療法士も参加してくれて
院長の治療方針を知ってもらうためにも
とても良い機会になったと思います。

この場を提供してくれた銭田さん、ありがとうございました。
これからもお互いますます頑張っていきましょうね!!

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現在当院では
常勤の看護師さん、理学療法士さん
を募集しています。
詳しくは求人ページをご覧ください。

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2014.04.17 | コメント(0)

首の痛みの患者さん

今日の午後診療の遅がけに来院された患者さん。

数年前からの首の痛みを訴えてこられました。
首の左側から左前胸部、左肩甲骨~背中にかけての広範な痛みです。

寝返りを打っても痛むので、夜も20分ごとに起きてしまうとのこと。

痛みの出たきっかけは交通事故だったのですが、
その後、近くの整形外科で治療を受けるも軽快せず
痛みは強くなり、痛みの範囲も広がっていきました。

総合病院にかかってMRIも行ってもらいましたが、
特に異常は認めないとのことで
リハビリなども続けていましたが痛みはよくなりません。

画像的な原因はないから、心因性の痛みと言われ、
痛みは気のせいだとも言われていました。

本日僕のところへ来られた時には
頸椎レントゲンでは確かに加齢による経年変化は認めるものの
前屈、後屈をしてみると経年変化の部位は動きが悪くなっていました。
これはふつうの所見で、この方に限った事ではありません。

しかし、軽く首に触れるだけで、
痛みで声を上げるほどです。
首を動かすことも痛みで困難になっていました。

頚部~肩甲骨、上腕、前胸部などのトリガーポイントを
触診で丁寧に探して注射を行ったところ
これまでの首の痛みは半分近くに減りました。

痛みを抱えた患者さんはさまざまな理由が複雑に絡まって
痛み自体が難治となる悪循環に陥っています。
時にはそれが、画像には写らない筋筋膜性疼痛に
理解のない医療者の言葉だったりします。

さらに痛みはその人の人格も奪います。

表情は硬くなり、様々なドクターショッピングの上で来院するため
医療者に対して懐疑的になり、時には攻撃的にもなります。
それが医療者には、余計に心因性という印象を強くさせます。

トリガーポイント注射が万能ではありませんが、
まずは患者さんが痛いといえば本当に痛いのだと受け入れ、
そのうえで患者さんを見て、触れることで
画像検査では写らなくても痛みの原因に近づくことができます。

今日の患者さんは、
トリガーポイント注射で痛みが軽快した後
これまで心因性の痛みと言われていたのが、
自分が気のせいで痛いと思っているだけではなかったのだと確認し
何度も涙を流されていました。

画像検査は神経障害や腫瘍、骨折、感染など
重篤な病態を除外するためにも必要なことがありますが、
画像に写るものがすべてではないのです。

2013.12.06 | コメント(0)

トリガーポイントが、たけしのみんなの医学で放送されました。

昨日から、テレビでトリガーポイントを見た、と
遠方から当院をネットで検索して来ていただいた患者さんが
何人かいらっしゃいました。

いずれも慢性の痛みを十年来抱えた患者さんです。

今日は10年以上前に出産してから
首~肩、肩甲骨、背部の痛みに悩まされる患者さんがこられました。
これまで接骨院、整体や整形外科などの医療機関に受診し
MRIやレントゲンなどの画像所見でも異常なしと言われていた方です。

当院でも改めてレントゲンにて腰椎、股関節、骨盤を見ましたが、
特に関節の変形や脊椎のズレも認めず、確かに画像的な異常はありません。

首、肩、肩甲骨、背部と丁寧に触診すると
トリガーポイントがいくつも見つかり、
注射をしていくことで首を動かす際の痛みや
肩全体の重さが消えていきました。

また、数ヶ月前から腰から臀部まで痛くなってきていたとのことで
腰部、臀部を触診すると著明な圧痛を多数認めました。

こちらには一番痛みの強かったトリガーポイントに注射を行ったところ
立ち上がり動作や片足立ちを行っても痛みがなくなりました。

テレビの番組は
11/5放送の「たけしの健康エンターテインメント! みんなの家庭の医学」
で、
北原雅樹先生(東京慈恵会医科大学附属病院 麻酔科 ペインクリニック診療部長)が
トリガーポイントについての説明や
テニスボールを用いて臀部や腰部、背部のトリガーポイントをマッサージする方法を
スタジオで披露していたようです。
こちらのサイトで詳しく紹介されていました。)

また、テレビの影響はすごいもので、
当院のHPでトリガーポイント治療を行っていることを見た方から
電話にて「テニスボールはいいのか?」と問い合わせがあったようです。
僕が毎日のように患者さんにテニスボールマッサージをおすすめしていたので
受付さんが、院長もそう言っています、と答えてくれたようです。


お電話でのトリガーポイントについてのお問い合わせや治療内容についてのお応えは
受付業務に支障をきたしますので、出来るだけご遠慮いただけると幸いです。

そのかわり、、、
トリガーポイントについてのサイトをご紹介させていただきますね。

さいとう整形外科リウマチ科 痛みとトリガーポイント ブログアーカイブ
僕が院長ブログで書いたトリガーポイントについての記事のストックです。
加茂整形外科HP
僕がトリガーポイントの本を読んで、実際に見学させていただいた
日本のトリガーポイント治療の第一人者の加茂先生のHPです。
MPS研究会
僕も所属しているトリガーポイントを含めた筋筋膜性疼痛についての研究会です。
トリガーポイント研究所
精力的に全国で活動されている、佐藤先生のHP。僕も勉強会に参加させていただきました。
日本仙腸関節研究会
先日僕も参加してきた研究会のHPです。画像に現れない痛みの原因として仙腸関節を重視しています。

トリガーポイント関連書籍

言わずと知れた、世にトリガーポイントを広めた加茂先生の本です。
僕もこの本と出会い、整形外科医をしながら感じていたモヤモヤが晴れ
思わず加茂先生に会いに行きました

全身の筋肉のトリガーポイントの基本について詳細に記載されている本です。

写真でトリガーポイントの触り方、ストレッチの方法までわかる本です。

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2013.11.07 | コメント(2)