診療内容

リウマチ科

リウマチ専門医として関節リウマチを中心とした診断・治療を行います。

かつてはよい治療薬がなく、次第に指が曲がり、関節が動かなくなる病気というイメージが強かった関節リウマチですが、現在は生物学的製剤と呼ばれる治療薬の登場で関節を壊さない治療、日常生活を普通に営むことのできる治療が可能となってきました。

診察、レントゲン、採血、関節エコーを使った早期診断、最新の生物学的製剤を利用した治療方法の活用など、リウマチ専門医だからこそできる検査・診断・治療を行います。

関節の痛みや、「これはリウマチなの?」と不安がある方はお気軽にご相談ください。

関節リウマチとは?

関節リウマチは、膠原病(こうげんびょう)の一種で、あらゆる関節に痛みや腫れ、こわばりを起こして徐々に骨を壊してしまう病気です。

ウイルスや細菌が身体に侵入したときに自分自身を守るために働いてくれるはずの免疫が、何らかの原因(遺伝やタバコ、心や体のストレスも一因と言われます)で、自分自身の身体を攻撃してしまうことにより発症すると考えられています。

症状の表れ方

関節リウマチは、全身の関節にこわばり、痛みや腫れといった症状が出ます。同時に疲労感、微熱、食欲不振、体重減少などの症状が現れることもあります。
朝起きたときに手の指がこわばって動かしにくい。関節が痛む、腫れるなどの症状で発症します。
関節の破壊は発症してから2年以内に最も進行してしまうので、早期発見とともにそのリウマチの症状を起こしている炎症の強さに見合った早期の治療がとても大切な病気です。
「健康診断でリウマチ因子を指摘された。」「母親が関節リウマチで自分も心配。」「この自分の症状はリウマチなの?」などのご質問もどうぞお気軽になさってください。

リウマチの診断

初期のリウマチは診断が難しいことも多く、しだいに「関節リウマチ」という病気が完成してくることもあります。そのため、1回の検査だけではなく、経過を見ながら、何度か検査を行う場合があります。
検査・診断の方法としては、問診・視診・触診などと、血液検査が中心となります。
また、X線上でリウマチの骨破壊が起こる以前の早期診断としては、「リウマチ医の聴診器」とも言われている関節エコー(超音波)や、提携医療機関での手のMRI検査などから、総合的に診断します。

リウマチの治療

リウマチと診断された後も、人それぞれ炎症の強さも関節の腫れ方も、たどる経過も異なります。そのため、その方の症状と炎症の強さに合わせて使用する薬や治療法を調整する必要があります。また、生物学的製剤の登場で関節リウマチという病気の寛解も現実的なゴールとなってきています。反面その方の持つ肺や腎臓の合併症や、高い薬剤費なども考慮する必要がありますので、一緒に相談をしながら、最適な治療法を探ってまいります。

リウマチ治療の3本柱
  • 薬物療法(内科的療法)

関節の炎症を薬で抑えていきます。世界的に急速にリウマチ研究が進み、2004年に日本でも生物学的製剤が使用可能となりました。これからも様々な良い薬が出現してきます。関節を壊さない治療が可能となってきているのです。

  • リハビリテーション療法

患部を温めたり(温熱療法)、動かすようにして(関節可動訓練)、こわばりや痛みを軽減します。

  • 手術療法(外科的療法)
すでに破壊されてしまい、痛みや可動域制限を伴った関節では手術が有効な場合があります。手術が必要な場合には専門病院にご紹介いたします。

健康コラム(院長ブログ内)

» リウマチに関する院長コラムをもっと読む