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中学生職場見学

中学生職場見学

先日当院にて近隣の中学校の職場見学を行いました。

男の子1人、女の子2人を受け入れ、
受付、診察室&処置室、リハビリ室
の3か所を1時間ずつローテーションしてもらいました。

朝礼の時から学生服で参加してもらい、
自己紹介もとても初々しくて、
自分たちも初心に帰りました。

中学生たちに最初にお話ししたのは
「必ず笑顔で患者さんに挨拶と自己紹介をすること」
「見学といっても、スタッフの一人としてこちら側に立っている意味を考え
 自分たちが患者さんに対してできることを行うこと」
「当院で見学した患者さんについては、たとえ知り合いがいたとしても
 自宅に帰ってから家族、友人に話さないこと(個人情報保護)」
です。

受付には
「本日は中学生の職場見学の受け入れをしております」
との掲示を行いました。

診察室では、いつも通院して頂いている患者さんはもちろん
新患の方も快く見学に同意していただき
中学生たちに声をかけてくれていました。

中学生たちも自分からすすんで患者さんにドアを開けて差し上げたり
自分たちでできることをしようと頑張ってくれました。

最後に、三人集まったところで反省を行い、
「すべての仕事は世の中の人たちを幸せにするためにあること。」
「常に笑顔を絶やさず、自分のまわりの人たちを幸せにするにはどうしたらよいか一生懸命考えること」
「過去を悔やんでも仕方がない。今、自分ができることをすれば、未来が変わること。」
「みんなが今から目標とする夢は必ずかなうこと。」
というお話をプレゼントしました。

後日いただいた中学生たちの感想文には
「笑顔で見学すると患者さんといつの間にかコミュニケーションがとれ、笑顔は大切だなあと思った。」
「病院は、ただたんに病気を治すのではなくて、幸せをあげる、幸せになるチャンスを作ってあげる場というのを知りました」
「「ありがとう」の言葉だけでも、一つの幸せ、うれしさを与える。この大切な言葉を大事にしていきたい」
「私は将来薬剤師さんになりたいと思っていましたが、皆様の患者さんを思う気持ちが伝わり、医師や看護師さんも目指してみたいと思いました。」
「さいとう整形外科の皆様は、一人一人の患者さんの思いをかなえる「魔法使い」みたいだと思いました。」
と、とてもうれしい言葉が書いてありました。(^o^)

この場を借りて、快く中学生達を同席させていただいた患者さん達に感謝いたします。

また、素直な気持ちで僕たちに初心を思い出させてくれた見学の中学生たち
どうもありがとう。

この記事の執筆者プロフィール

さいとう整形外科リウマチ科

院長 斎藤究

さいとう整形外科リウマチ科 院長 斉藤究

院長紹介

日本整形外科学会専門医・日本リウマチ学会専門医・日本整形外科超音波学会会員

経歴

1999年

国立浜松医科大学卒 国立国際医療センター 内科研修医

2001年

東京災害医療センター 救命救急レジデント

2002年

刈谷総合病院 整形外科

2006年

名古屋医療センター 整形外科リウマチ科 /
名古屋医療センター 卒後教育研修センター指導医

2010年

Los Angeles Veterans Affairs hospital留学

2011年

さいとう整形外科リウマチ科平和が丘に開院

主な著書

あなたも名医! 運動器エコー 痛みの臨床など6著書(共著含む)

PROFILE

さいとう整形外科リウマチ科 院長 斉藤究

日本整形外科学会専門医日本リウマチ学会専門医日本整形外科超音波学会会員

「中学生職場見学」への2件のフィードバック

  1. 自分が中学生の頃は、この様な『職場体験』という貴重な経験はできなかったですね。
    もしあったら、また違う人生だったねかな?なんて考えてしまいました。
    体験できた中学生にとっても、何か今後の生活の糧になればいいですね。

  2. ひでさん

    ですね。
    僕も職場体験、やってみたかったです。
    とてもいい試みですよね。

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