今日は店舗デザインの光工芸主催の
医療経営セミナーに足を運びました。
沖縄で2年半前から乳腺外来を開業する久高先生は
勤務医時代から一般企業の方たちとの交流も深く
年間100回以上の講演をなさるエネルギッシュな先生でした。
そんな先生が自分の思い描いたクリニックを通して
社会に貢献するために作り上げてきた
人間教育と仕組みづくり。
患者さんとのかかわりあいなどを
ときに沖縄弁を交えて
そして失敗談も含めて
楽しくまじめにお話しいただきました。
また、株式会社経営支援センターの
代表取締役 国吉拡(ひろむ)さんは
びしっとしたスーツにチーフをお洒落に添えた素敵な方で
理念と人間力の大切さをお話しいただきました。
久高先生も設計の段階から
患者さんにこんな医療を行いたい
という思いをふんだんに盛り込み、
現在のクリニックの形を現実に存在するものとして
生み出しました。
当院も、開業3年前からのアイデア会議に始まり
自分がこれまで患者さんとかかわり、
これまで大きな病院ではできなかったことを素直に形に表し
その時点での理想の形の一つを提案しました。
それは、
「患者さんが元気になりに来るはずの病院が
暗く陰気な雰囲気では絶対にいけない。」
「Drの知識と技術だけではない、来るだけで元気になれる場所。
スタッフ一人一人が主役となり
積極的に患者さんを笑顔にすることを考え
クリニックを出るときには
病気だけでなく元気までもらって帰ることのできる場所」
です。
究極的には、患者さんに
「あそこに行くと、なんか元気になるんだよなあ」
といわれる場所
です。
ホームページのトップページには
「患者さんの「楽しい!」明日のために」
と書きました。
ケーキ屋さんはおいしいケーキを
美容室は素敵な髪形を
居酒屋さんはうまい酒と料理を提供するだけでなく
お客様がそこに費やした時間と労力、金額以上の
幸せ感を提供してくれます。
病院、医院も全く例外ではありません。
僕と、そしてスタッフと袖触れ合った人たちに
病気を治すことの先にある幸せを感じてもらいたい。
今まで当たり前にできたことができなくなることで初めて知る
当たり前のありがたさ。
できなかったことが再びできるようになる。機能を取り戻すことの幸せ。
その先にある人生の喜び。
それを患者さんと共有して、一緒に笑いあえたとき
それが、医療という仕事をしていて感じることのできる
贅沢な瞬間です。
子供の頃から病院は暗くて
独特の匂いがするので嫌いでした。
入院病棟は、もっと悲惨です。
入院しただけで病状が悪化しそうです。
やはり、視覚と臭覚ですね。
でも、最終的には相性と人間性でしょうか?
でも、やはり暗いのは嫌です。
人間、贅沢を言い出すと限がなにですね。
少~し反省!
tibisyukeさん
視覚と嗅覚、とても大事ですよね。
薬を飲めば、味まで含めた五感ですし、
気持ちまで含めれば、第6感まで含めて
患者さんを癒して、元気にしてあげるのが
今のさいとうクリニックの目標です。