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自費リハビリとは?保険適用リハビリとの違いやできることを解説

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自費リハビリとは?保険適用リハビリとの違いやできることを解説

「保険適用リハビリは1回20分と時間が短く物足りない…」
「リハビリを続けたいのに、180日を超えて保険の適用が制限されてしまった…」
「もっと個別対応のリハビリを受けたいけど、どうすればいいの?」
「将来の予防まで含めて、通い続けて体調の維持管理をお願いしたい。」

このようなお悩みを抱えていませんか?

リハビリには 「保険適用リハビリ」「自費リハビリ(保険外リハビリ)」 の2種類があります。
しかし、内容の違いがわからなかったり、どちらを選ぶべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、保険適用リハビリと自費リハビリの違い、それぞれに向いている人について、具体例を交えながら詳しく解説します。
最適なリハビリ選択の一助になれば幸いです。

自費リハビリとは?

保険適用のリハビリに物足りなさを感じているけど、自費リハビリと保険適用リハビリとの違いって何?という疑問をお持ちの方も多いと思います。ここでは、自費リハビリのメリットや特徴を詳しく解説し、あなたの疑問を解消します。

自費リハビリの定義

「自費リハビリ」とは、健康保険を使わずに自己負担で受けるリハビリのことです。
保険適用リハビリでは、疾患や状態によって回数、期間、内容に制限がありますが、自費リハビリではこれらの制限がなく、患者様一人ひとりのニーズに合わせた柔軟なリハビリが可能です。

自費リハビリの特徴

  • 時間・回数の制限がない
    保険リハビリでは、「1単位20分」「週120分まで」「最大180日」といった時間的、期間的な制限がありますが、自費リハビリではこれらの制限がありません。また、「治療」は保険適応ですが、体調の維持管理や予防は保険適応にはなりません。自費にはそういった制限がないため、1回1時間からという十分な時間をかけて、納得いくまでリハビリを続けることができます。保険に比べて集中的により高いリハビリ効果が期待できるだけでなく、長期的な機能回復や健康維持につながります。

 

  • オーダーメイドのプログラムが可能
    自費リハビリでは、「早く治す」から「より良い身体でありつづける」ことまでを目標としています。お勤めの方の早期職場復帰、スポーツ選手向けの競技復帰、高齢者の日常生活動作改善プログラムなど、多様なニーズに対応可能です。

 

  • 国家資格を持つ専門家がマンツーマン対応
    さいとう整形で豊富な経験と専門知識を身につけた理学療法士が、患者様一人ひとりの状態に合わせた質の高いマンツーマンリハビリを提供しています。

 

  • 超音波を用いた的確な徒手としゅ療法
    超音波は安全に身体の中の筋肉や神経、血管を画像化してくれる装置です。理学療法士による手の感覚と解剖の知識、そして超音波で得られた視覚を合わせて、より的確に患部にアプローチし、病態の把握と症状改善を目指しています。

保険適用リハビリとの違い

リハビリを受ける際、「保険適用リハビリ」と「自費リハビリ」のどちらを選ぶべきか迷う方は多いでしょう。これら二つのリハビリ方法は、費用、期間、時間、内容、担当者など、多岐にわたる点で大きく異なります。ご自身の状況や目的に合わせて最適な選択をするために、それぞれの違いをしっかりと理解しておきましょう。

項目  自費リハビリ  保険適用リハビリ
費用 自己負担
・初回1時間6,600円
・2回目以降13,200円
・回数券使用の場合:〜12,000円(単発)
健康保険適用
・自己負担1~3割、公費負担無料
リハビリ期間 制限なし  最大90~180日
(病気・ケガ、介護保険などによる)
1回の時間目安 60分~  20分~40分
(医療機関の方針による、疾患により制限あり)
介護保険による制限  なし 介護保険でリハビリをしていると医療保険のリハビリはできない
担当者 担当理学療法士がマンツーマン対応 医院によっては担当者が変わることもある

どちらのリハビリがおすすめ?ケース別解説

自費リハビリをおすすめする方

  • 保険リハビリの期間終了後も継続したい
    保険適用リハビリは、疾患や状態によって期間が定められています。しかし、さらなる改善や維持管理、予防まで考えれば、リハビリの必要性は期間終了後も続くことになります。痛みが取れた後も良い状態の維持・向上を目指したい方も、自費リハビリなら、期間を気にせず、納得いくまで継続できます。

 

  • リウマチ・関節痛のため長期的なリハビリが必要
    リウマチや変形性関節症や慢性の痛みなど、慢性疾患をお持ちの方では長期的なリハビリが必要なため、自費リハビリがおすすめです。保険適用リハビリでは十分な時間を確保できない場合でも、自費リハビリなら時間をかけてじっくりとリハビリに取り組めます。

 

  • マンツーマンでじっくりとリハビリを受けたい
    保険適用リハビリでは、担当者が毎回変わる施設もあります。自費リハビリなら、あなたのことをよく知った専門家がマンツーマンで対応し、あなたの状態や目標に合わせて、最適な施術を長期間にわたり提案することができます。

 

  • より効果的なリハビリを受けたい
    超音波を用いた専門性の高いリハビリや、担当理学療法士による個別指導など、自費リハビリではより効果的なリハビリを受けることができます。保険適用リハビリでは得られない、集中的、長期的に質の高いリハビリを求める方におすすめです。

保険適用リハビリをおすすめする方

  • 週1回20分間の時間しか取れない方
  • 保険内の価格でリハビリを受けたい方
  • リハビリ開始から150日(6ヶ月)以内の方

 

痛みや怪我で初診後、150日間はどなたでも保険でリハビリを受けることができます。ただし、ただ揉んで欲しい、気持ちいいからやって欲しい、など、疾患の治療目的ではない場合には保険適応とはなりません

また、介護保険をお持ちの方では150日を過ぎるとその疾患に対して保険で理学療法士のリハビリを受けることはできなくなります。保険では1回20分、施設によっては40分の治療を受けられる場合もあります。
保険のリハビリに併用して自費リハビリを行うこともできます。1時間かけて、より個別化された集中的なリハビリを希望される方は、自費リハビリも併用されています。

自費リハビリの費用

「自費リハビリテーションは高額なのではないか?」多くの方が抱かれる疑問です。
確かに、保険適用リハビリテーションと比較すると、自費リハビリテーションの費用は高く感じられるかもしれません。

しかし、国家資格を持った理学療法士が、さいとう整形外科で多くの治療経験を積んだのちに、あなただけのために1時間の個別リハビリテーションを提供しますので、12000円という価格は決して高くありません。

  • 自費リハビリの価格
  • 1回あたり60分:初回6600円(税込)2回目以降13200円(税込)
  • 12000円お得な回数券 10回118800円(税込)
  • 費用対効果:
    自費リハビリでは以下のような費用対効果を期待できます。

    • 短期間に集中的な治療を行うことによる早期回復
    • 回復した良い状態の維持
    • 調子が悪くなる前からメンテナンス
    • 再発予防
    • さいとう整形と連携しており、リハビリだけで対応できないケースでは速やかに医師と連携します。

よくある質問

Q.保険適用リハビリと併用できる?
A.はい、可能です。
保険リハビリで足りない部分を自費リハビリで補うことで、より効果的なリハビリができます。さいとう整形以外のクリニックで保険リハビリを行なっていても、自費リハビリなら併用することが可能です。

Q.どれくらい通えば効果が出る?
A.疾患の種類や程度などで個人差は大きいものですが、まずは週1~2回のリハビリを3ヶ月以上継続することをお勧めしています。改善した後も、良い状態を維持したい、日常生活でまた悪くなってしまう前にメンテナンスをして欲しいなど、多様なニーズにお応えすることもできます。

まとめ

リハビリは、症状の改善や機能回復を目指す上で非常に重要ですが、保険適用リハビリでは期間や時間に制限があるため、必要なケアを十分に受けられないケースも少なくありません。 特にリウマチや慢性疾患を抱える方、術後の回復をじっくりと進めたい方にとっては、短期間のリハビリでは十分な改善が期待しにくいことがあります。

そんな方におすすめなのが、自費リハビリです。 自費リハビリなら、保険適用の制限に縛られることなく、必要なだけ継続することができ、患者さん一人ひとりのスケジュールに合わせたプログラムを柔軟に組むことができます。また、マンツーマンでの指導や最新のリハビリ技術を活用することで、より効果的なアプローチが可能になります。

「もっと自分に合ったリハビリを受けたい」「保険リハビリだけでは満足できない」と感じている方は、ぜひ自費リハビリを試してみてください。当院では、初回限定で6,600円で自費リハビリを受けられます。まずは実際に体験し、ご自身に合うかどうかを確かめてみてください。

自費リハビリ

この記事の執筆者プロフィール

さいとう整形外科リウマチ科

院長 斎藤究

さいとう整形外科リウマチ科 院長 斉藤究

院長紹介

日本整形外科学会専門医・日本リウマチ学会専門医・日本整形外科超音波学会会員

経歴

1999年

国立浜松医科大学卒 国立国際医療センター 内科研修医

2001年

東京災害医療センター 救命救急レジデント

2002年

刈谷総合病院 整形外科

2006年

名古屋医療センター 整形外科リウマチ科 /
名古屋医療センター 卒後教育研修センター指導医

2010年

Los Angeles Veterans Affairs hospital留学

2011年

さいとう整形外科リウマチ科平和が丘に開院

主な著書

あなたも名医! 運動器エコー 痛みの臨床など6著書(共著含む)

PROFILE

さいとう整形外科リウマチ科 院長 斉藤究

日本整形外科学会専門医日本リウマチ学会専門医日本整形外科超音波学会会員