毎朝、毎昼に行っている朝礼。
週替わりで朝礼当番のスタッフから
毎朝ひとつお話をしてもらっています。
5分から10分の短い時間ですが
受付、リハビリ、診察と
その後部門に分かれて仕事をするため
朝礼が唯一全員顔を会わせる場所になります。
その短い時間の中でどんなスピーチができるか。
これから仕事に向かうためのモチベーションを上げ、
学びの場とするか。
これもよいトレーニングの場となり、
朝礼当番の裏の努力が表に出るところです。
ある朝、スタッフの1人がこんなお話をしてくれました。
歩道を歩いていると、
老夫婦のおばあさんがたくさんの荷物を抱えて
歩いているところを見かけました。
ところが隣を歩いていたおじいさんは、
何も持たず手ぶらで歩いている。
どこか身体が悪いのかな、と思いましたが、
全然そんな風には見えない。
なんで荷物を持ってあげないのかな、
と見ていると、
しばらくしておばあさんは荷物を下ろし、
おじいさんとじゃんけんをして、
おじいさんが負けました。
ちくしょー!
と言いながら、今度はそのおじいさんが全ての荷物を持って
歩き始めたそうです。
そんな風に楽しみながら2人で歩く老夫婦を見て、
当院のスタッフもほっこり暖かい気持ちになったそうです。
この話を聞いた朝礼のみんなも
暖かい気持ちをおすそ分けしてもらいました。
これからも、
短い時間ながら積み上がっていく
朝礼の素敵な時間が過ごせますように。