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成長を目指せる人と、目指せない人

成長を目指せる人と、目指せない人

昨日はたっぷり寝て、日頃の寝不足を解消。
今日は早起きして、朝から書類仕事と原稿の仕事をしています。

早起きは三文の徳とはよく言ったものです。
日頃夜型の僕にはなかなかハードルが高い目標でもあります(^_^;)

さて、今日読んだ本
入社3年目までに知っておきたい
 プロフェッショナルの教科書

社会人歴15年の僕が今読んでも
もっと早くから気づいておけばよかったと思う
仕事のエッセンスがちりばめられています。

その序文には

25歳というのは、ものすごく大事な年齢です。
「自分はこのくらいが限界だ」
「みんな、こんなもんだろう」
と思って自分を成長させる努力をやめてしまう人と、
そこからさらに自分を成長させていける人とで、
道が大きく分かれてくるのがちょうどこの頃だからです。

と書かれています。

僕が研修医1年目の時には
研修医教育の先生から
研修医の2年間で、一生の働き方は決まる。
と言われました。

でも、僕が研修医教育の仕事に携わってからわかったのは
2年どころではない。
1年目の終わりには、同じ年に入職した研修医の間にも
大きな差が開くということです。
この差は、遅れた人が猛スピードで取り返そうとしても
先に全力疾走していた研修医には追いつけないくらいの差です。

ウサギとカメではありませんが、
ウサギは休んだから負けたのであり
ゴールまでウサギが走り続けたなら当然カメには勝っています。

最初に身に着けたスキルは一生ものです。
先に身に着けて一生役に立てるか
10年目にしてやっと気づくか。
その差は大きいものと思います。

さて、プロフェッショナルの教科書の序文は続きます。

成長を目指せる人と、
目指せない人の差はどこから来るかといえば、
僕は単純に、まずは知っているか、いないかの差ではないかと思います。
つまり、
「こうすれば自分で限界だと思っているものは限界ではなくなる」
「上を見れば、みんなこんなもんじゃなく、もっと努力している」
ということを知ることができる環境にあるかどうか。
それを知らない人は、
「自分の限界はこんなもんだろう」
「みんなこれくらいで妥協しているはずだ」
と思い込んでしまう。
だから、知ることはすべての第一歩です。

この記事の執筆者プロフィール

さいとう整形外科リウマチ科

院長 斎藤究

さいとう整形外科リウマチ科 院長 斉藤究

院長紹介

日本整形外科学会専門医・日本リウマチ学会専門医・日本整形外科超音波学会会員

経歴

1999年

国立浜松医科大学卒 国立国際医療センター 内科研修医

2001年

東京災害医療センター 救命救急レジデント

2002年

刈谷総合病院 整形外科

2006年

名古屋医療センター 整形外科リウマチ科 /
名古屋医療センター 卒後教育研修センター指導医

2010年

Los Angeles Veterans Affairs hospital留学

2011年

さいとう整形外科リウマチ科平和が丘に開院

主な著書

あなたも名医! 運動器エコー 痛みの臨床など6著書(共著含む)

PROFILE

さいとう整形外科リウマチ科 院長 斉藤究

日本整形外科学会専門医日本リウマチ学会専門医日本整形外科超音波学会会員