ずっと行いたかった避難訓練。
7月17日にとうとう実行できました。
まずは2階リハビリ室のベランダからの非難ハシゴを
実際に下ろして使ってみました。
それにより、1階の通用口が使えなくなることが
わかりました。
それでは本末転倒ではないか!設計ミスか?!
とも思いましたが、
これはそもそも、
1階通用口が地震でゆがんだり開かなくなった時に
使うものと理解しました。
また、通用口が使えなくても
処置室の庭のガラス戸を開放すれば
十分出口になることもみんなで確認しました。
院内放送のボリュームも調整しました。
緊急地震速報がなってから
地震が来るまでの間に
出入り口のドアを開いて
フレームがゆがんでドアが動かなくなっても
退出できるようにしておくことや、
トイレにはスピーカーがないため
職員が声をかけに行くこと
などを災害マニュアルに盛り込むことにしました。
頭部を守るためには
普段荷物入れに使っているバスケットが
使えることもわかりました。
当院には入院病棟はありませんが、
万が一リハビリ室で倒れた人が出た時に
エレベーターを使わずに
1階に搬送するために
当院にあるバスタオルを使用して
男性スタッフで1階まで搬送する練習もしました。
1時間半程度の訓練でしたが
様々なアイデアや改善点が見つかり
とても有意義な時間になりました。
今回の反省をまた新しいマニュアルに盛り込み
有事に備えたいと思います。
親子共々 お世話になっています。実戦的な避難訓練の様子を拝見しました。「素晴らしい!」。の一言です。今後も患者さん、スタッフの皆さんの安全のために、よろしくお願いいたします。
杉本さん
コメントいただきありがとうございます!
避難訓練、やってみないとわからないことがたくさんありました。
その上で、次善の策をどう考えるか、
スタッフの意識も高まってとても良かったです。
2回目の訓練に向けて、
災害マニュアルを改定する作業が僕の宿題です(^^;;