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フォルテオweb講演

フォルテオweb講演

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9月9日、イーライリリー主催の骨粗鬆症治療薬フォルテオweb講演会を担当させていただきました。

当院から中部北陸地方のクリニックに向けてインターネット中継を行いました。

毎日の診療の後、寝る時間を削ってこれまで当院で使用してきた120人のフォルテオの治療成績のデータをまとめて、最新の骨粗鬆症知見とともにお話しさせていただきました。

普段研究会や学会では話慣れてはいますが、インターネットのカメラに向かってお話するのは初めてで、聴衆の表情もわからないまま話さなくてはならないのはかえって難しく感じました。

他にはない、新しい骨組織を盛んに生み出す骨形成促進薬のフォルテオは、2年間の使用で従来の骨吸収阻害薬の倍である約10%の腰椎骨密度増加作用が認められました。

フォルテオの使用期間は2年間に限られているため、これまで骨折したことがある方や、骨密度が非常に低い場合は、次に骨折を起こす前にフォルテオを使用して、いち早く骨密度を上昇させることが大切です。

骨粗鬆症で弱くなった骨では、1度骨折すれば2回目、3回目と骨折が繰り返されます。

そのため、骨折をする前から骨密度を測り、対策しておくことがベストです。
たとえ1度目の骨折を起こしたとしても、治療をすることで2回目に骨折するリスクを下げることができます。

僕の講演に続いて、当院の看護師から実際のフォルテオ自己注射の患者さんへの説明方法、患者さんに治療の大切さを理解してもらうこと、患者さんが自己注射を継続できるように不安を解消し、できたことをともに喜び褒めること。などについて講演してもらいました。

終わった後、「ご静聴ありがとうございました」と言い終わった時の看護師さんの安堵と喜びの表情は快心の笑顔でした(^-^)

別室でネット配信を見守っていてくれたスタッフたちは、わざわざ買いに行ってくれたセブンイレブンのスイーツに「おつかれさまでした(^-^)」と書いてプレゼントしてくれました。

睡眠時間を削って頑張った仕事をやり終え、看護師さんも頑張ってくれて、スタッフたちも応援してくれた。

幸せな幸せな1日になりました。

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この記事の執筆者プロフィール

さいとう整形外科リウマチ科

院長 斎藤究

さいとう整形外科リウマチ科 院長 斉藤究

院長紹介

日本整形外科学会専門医・日本リウマチ学会専門医・日本整形外科超音波学会会員

経歴

1999年

国立浜松医科大学卒 国立国際医療センター 内科研修医

2001年

東京災害医療センター 救命救急レジデント

2002年

刈谷総合病院 整形外科

2006年

名古屋医療センター 整形外科リウマチ科 /
名古屋医療センター 卒後教育研修センター指導医

2010年

Los Angeles Veterans Affairs hospital留学

2011年

さいとう整形外科リウマチ科平和が丘に開院

主な著書

あなたも名医! 運動器エコー 痛みの臨床など6著書(共著含む)

PROFILE

さいとう整形外科リウマチ科 院長 斉藤究

日本整形外科学会専門医日本リウマチ学会専門医日本整形外科超音波学会会員