今日は中部労災病院の膠原病内科 猪飼先生と滝澤先生と開催している、
リウマチ超音波入門のための講習会
MIRAIの会 の 第二回目が開催されました。
今回の趣向は、
コロナ前に開催された第1回MIRAIの会で、ハンズオン講習も受けた医師や技師さんたちが、その後どのようにエコーを活用してリウマチ診療に活かしているか、を発表していただきました。
若手の先生がレントゲンや採血では異常が見られない関節リウマチを、超音波で診断して治療に結びついた症例や、
臨床検査技師としてMIRAIの会を経て自信をつけて、医師からの検査オーダーに答えてリウマチ診断の力になった話を聞いて、
主催者である僕も、猪飼先生も、滝澤先生も、みんなで嬉しくなって大喜びしていました。
そして猪飼先生からは指と手関節の解剖と、採血データや寛解基準に惑わされないリウマチ超音波診療についてお話いただきました。
僕からは、リウマチの滑膜炎だけでなく、肩の痛みをどう診察するのか、筋肉の解剖を提示させてもらいました。
名古屋周辺を中心に、僕の知り合いの全国のリウマチに携わる医療者の方達も試聴いただいていたようです。
こうしてリウマチ超音波診療ができる人が増えていけば、ますます多くのリウマチ患者さんたちが早期診断と真の寛解のゴールに達することができるようになっていきますね。
次回MIRAIの会は半年後。
その頃にはコロナも落ち着いて、プローブを持つ手に手を添えて直接エコー技術を伝達できるようになっているといいなあ。
サポートしてくれたabbvieのスタッフの皆さん、誠にありがとうございました!