リウマチの発症原因になり得るともいわれる喫煙。
リウマチの治療効果にも影響するだけでなく、喫煙によりCOPDと呼ばれる慢性肺疾患に陥り肺が悪くなれば、重篤な肺炎にかかりやすくなったり、十分な薬物療法が行えず、リウマチを寛解に導けなくなる可能性もあります。
また、筋肉のみならず、全身の血行を悪くするため、肩凝りや腰痛の治りも悪くなる可能性もあります。
当院ではチャンピックスを用いて禁煙のお手伝いをしていますが、スマホでニュースをみていたら、こんな記事がありました。
以下引用です。
禁煙どうすればいいのか…依存症脱却 の道 産経新聞 2011/10/28 10:20
「たばこをやめられないのはしみついたニ コチンに、体も精神も依存しているからで す」と指摘するのは禁煙外来があるグッドス リープ・クリニック(東京都港区芝大門)の 白濱龍太郎院長だ。
平成18年4月から、国内でもニコチン依 存症を保険診療で治療できるようになった。 その対象は、直ちに禁煙しようと考え、TD Sで5点以上、1日の喫煙本数×喫煙年数が 200以上-などの人だ。 標準的な禁煙治療プログラムでは12週間 に5回の診療が行われる。
カウンセリング や禁煙補助薬の投与で徐々にたばこを遠ざけ るという作戦だ。 禁煙補助薬に最近主流となっているのは 20年5月に発売された経口内服薬「チャン ピックス」(販売元・ファイザー)。同薬は 主成分がニコチンの代わりに脳内のニコチン 受容体と結合。喫煙による満足感を抑制する のと同時に少量のドーパミンを放出するの で、禁煙時のイライラやたばこの切望感を軽 減する。
ファイザーの調査では12週間投与 の最後の4週間での持続禁煙率は65・4% になるという。
白濱院長は、「酒とストレスをきっかけ に“1本だけ…”と手を出してタガが外れる ことが多い。1本だけが一番危険です。成功 した人の話を聞き、実際に禁煙外来を訪ねて ほしい」と話している。
■服用中の運転、注意徹底 「チャンピックス」については、服用者が 意識障害を起こし、車を運転中に事故を起こ すケースが報告されている。厚生労働省で は、ファイザー社に添付文書の改訂を指示 し、注意を呼びかけた7月以降も事故が発生 していることから、改めて服用期間中に車の 運転はしないよう、服用者や医療機関に徹底 を求めている。