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研修の先生が来ました。

研修の先生が来ました。

今日から当院に、若手の先生が研修にこられました。

これまでも研修医の先生は受け入れていますが
今回は3ヶ月間という長い期間の研修です。

現在は総合内科で勉強していて、
当院へは整形外科領域の勉強に来られました。

3ヶ月とはいえ、これまでの大病院から、
プライマリーケア最前線のクリニックで
たくさんの患者さんにお会いして
たくさんの病気や怪我を見ることは
彼にとってもかけがえのない経験となるでしょう。

なにより、多くの患者さんとの会話が
彼を良医へと導いてくれるはずです。

主には、初めて来院された患者さんのお話を
ゆっくりと、しっかりとお伺いして
自分なりに鑑別診断を考え
必要な検査を考え
僕にプレゼンテーションしてもらいます。

その上で患者さんには
必要な検査を行っていただき
最後に僕が診察をして、
治療を行います。

もちろん、
ゆっくりとお話しする時間がなかったり
研修の先生にみてもらうのは遠慮したいという方は
ぼくが最初から診察します。

今日一日でも
わからないことだらけで
きっと今晩も
今日受けた刺激を糧に
勉強してくれているはずです。( ☆∀☆)

今日の振り返りで彼に言ったことは

医師である前に
まずは一人の社会人として
患者さんに応対すること。

第一印象を大切にして
しっかりと自己紹介をし

笑顔を忘れず
共感をもって接し
姿勢を正して話を聞くこと。

張りのある声で
相手に聞こえやすいように
声と言葉を選ぶこと。

そして最後に送り出すときの
元気になってくださいという
気持ちを込めた「お大事にしてください」の一言。

知識や技術の前に、
まずはこれを身につけて欲しいと思います。

そして3ヶ月後には
スタッフだけでなく、
患者さんから旅立ちを惜しまれるような
先生になって欲しいと思います。

、、、
これを書きながら
自分にも言い聞かせてるんですけどね(^o^;)

明日も頑張ります(^ー^)

この記事の執筆者プロフィール

さいとう整形外科リウマチ科

院長 斎藤究

さいとう整形外科リウマチ科 院長 斉藤究

院長紹介

日本整形外科学会専門医・日本リウマチ学会専門医・日本整形外科超音波学会会員

経歴

1999年

国立浜松医科大学卒 国立国際医療センター 内科研修医

2001年

東京災害医療センター 救命救急レジデント

2002年

刈谷総合病院 整形外科

2006年

名古屋医療センター 整形外科リウマチ科 /
名古屋医療センター 卒後教育研修センター指導医

2010年

Los Angeles Veterans Affairs hospital留学

2011年

さいとう整形外科リウマチ科平和が丘に開院

主な著書

あなたも名医! 運動器エコー 痛みの臨床など6著書(共著含む)

PROFILE

さいとう整形外科リウマチ科 院長 斉藤究

日本整形外科学会専門医日本リウマチ学会専門医日本整形外科超音波学会会員

「研修の先生が来ました。」への3件のフィードバック

  1. 総合内科に進まれる方が研修にいらしてらっしゃるのですか。
    2年程前に名古屋大学の学長のお話を拝聴出来る
    機会がありました。
    先生は、これからは総合内科が大切、との内容の
    話をせれてました。
    確かに、自分の症状は何科に行けば良いのか?と
    困ります。

    先生のお考えの第一印象を大切に・・・ですが
    以前、ホームドクターが仰った言葉と同じです。
    何処で手術をしたら良いか?迷って居ると話しましたら「第一印象で決めなさい。何回でも紹介状を書くから」と・・良い先生でした。

  2. 本日は、ありがとうございました。m(__)m

    研修医の先生に色々とお話を聞いて頂き、
    こんなに詳しく聞いて頂いたのは初めてです。

    針と聞き、驚き、怖気付いてしまい、お騒がせして申し訳ありませんでした。
    思い切って、伺って良かったです。

    ありがとうございました。

  3. Tibisyukeさん

    今日は嬉しい驚きでした。
    お役に立てれば幸いです。
    3月まで研修の先生が来られています。
    毎日であう整形外科の患者さんに
    学ぶ喜びを教えていただいているようです。

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