今日から3日間は新宿で勉強です。
6/25火曜日〜27木曜日は代務医師の診察になります。
名古屋大学から大学院生の先生が手伝いに来てくれます。
当院の痛み治療は理学療法士による徒手療法を重要視しています。
画像検査ではわからなかった痛みを、ただ痛み止めでごまかすだけでなく、ちゃんと治すんだ。
その僕の想いの元に集まってくれた理学療法士達。
当院の理学療法士達は、他院では痛みが取れなかった患者さんを少しでも改善に導くために、日夜学んでいます。
患者さんの痛みが取れたことを、患者さんと共に心から喜ぶ彼らを、より良い未来に導けるように。
そして、それをサポートする当院のスタッフ達をより良い未来に導けるように、院長として、経営者として僕自身が成長するように、今日から3日間西新宿に缶詰で経営の勉強です。
4月からは常勤の理学療法士も10人に増え、常勤21人、パート6人、その他にも9人の非常勤が当院を支えてくれています。
2011年に開業してからは、いかに患者さんを治す知識と技術を身につけるのか必死の10年でした。
僕が突き進んでいればスタッフもついてくると思っていても、そんなに甘くはありませんでした。
経営も頑張らなくてはと、スタッフのために良かれと思って行う施策も、決して好意的に受け止められるものばかりでもありませんでした。
クリニックの患者さんの中には、僕なんかより何倍も多くの社員さんを抱えていらっしゃる社長さんや、若くして成功していらっしゃる経営者の方達もたくさんいます。
本当はそんな方たちから、診察以外のお話もたくさん伺いたいのですが、なかなか忙しい日常診療の中では叶いません。
それだけに、こうした経営の学びと、その時にご一緒する経営者の方達との出会いはとても貴重なものです。
これまでも経営セミナーなどは少しづつつまみ食いはしていたものの、なかなか日常診療を休んでまで学ばなくては、と思わせられるものには出会えませんでした。
しかし、1年前にラーニングエッジ清水社長の主催する
経営のエッセンスをぎゅっ!と凝縮した勉強会「MBS」に出会ってからは、経営を学ぶのがとても楽しくなり、自分の給与を削ってスタッフの給与も世間のクリニックのトップレベルに引き上げました。
これまでの医学知識と技術の学びへの投資はもちろん、幹部スタッフもMBSを共に学ぶことにも投資しました。
朝の理学療法士勉強会では、僕からのお話は知識と技術の伝達ではなく、心のあり方や姿勢の伝達になりました。
MBSで学んだ、日本の600の地域を復興に導いた二宮尊徳さんのお話もしました。
経営、というとお金儲け?と思う方もいるかもしれません。
もちろんそれは一面ですが、経営は人造り、組織造り、社会造り、そして国造りに通じます。
多くの国民が経営を学んでいれば、現在国を動かす政治家の、こんな酷い税制に声を上げずに甘んじていることはないでしょう。
まずは自分から学ぶことです。
自分だけが儲かれば良い、という経営は一瞬は良いかもしれませんが、絶対に長続きしません。
人を育て、組織を育て、患者さんにより良い医療を届けられる強いチームを作ることで、今よりも多くの患者さんに共感していただけるクリニックになること。
そして患者さんよし、スタッフよし、経営よしの三方よしを達成すること。
売上をあげるよりも、まずは道徳と哲学、そして理念と想いを強くすることが大切です。
経営者だけでなく、平社員の方でも、経営を学ぶことでより多くのことを自分の会社に貢献できると思います。
もしMBSを一緒に学んでみよう、と思われる方がいれば、無料で3時間そのエッセンスが学べる勉強会がありますので、それだけでもすごく価値があります。
こちらから学んでみてください。
今日から3日間、さらに深く楽しく、経営を学んできます。
今日の学びが、何らかの形でこれを読んでくれている患者さんやスタッフに還元できることを楽しみにしています。
執筆
さいとう整形外科リウマチ科
院長 斉藤究
https://saito-seikei.jp
名古屋市名東区平和が丘1-10
052-776-3110