今日は藤田保健衛生大学にて学生、研修医のための勉強会でした。
名古屋レジデントスクエアと名付けられたこの企画。
2年前から始まり、三次救急があり、同人数程度の研修医を抱える4病院
名古屋医療センター
名古屋第2赤十字病院
エキサイカイ病院
藤田保健衛生大学
が合同で行っている研修医向けの勉強会です。
症例のプレゼンテーションの後、スモールグループに別れて
喝入れ指導医のもとで提示された患者さんの
問題点(プロブレムリスト)をあげ、
鑑別診断を考え
行うべき検査と治療を考えるという
極めて実践的かつ診断の基本作業を学ぶことのできる会です。
今回の会場は藤田保健衛生のピカピカの生涯教育棟。
窓からは豊明の景色が一望できます。
僕はいつものように喝入れ指導医として学生、研修医に交じります。
今日の症例は、大酒のみの慢性貧血、意識障害と脱力。
喧嘩による腹部損傷で小腸切除を行われており、
吸収障害、下痢からカリウム、マグネシウムも失われていました。
特別講義は著書「白衣のポケットの中」で、
医師のプロフェッショナリズムについて説かれた
愛知県吉良町 宮崎医院の宮崎先生。
医師も人としての怒りやストレスを感じた場合に、
プロとしてどう考えどう対処するか
非常に美しいスライドと分かりやすい語り口調で
楽しく拝聴しました。
宮崎医院も建築家の方が入ったこだわりの医院です。
どのような外観や間取り、インテリアを造るか。
そこから先生の建築、アートやデザインを大切にする心、
ひいては患者さんに対する姿勢が見えてきます。
名古屋市名東区平和が丘一丁目10番地
さいとう整形外科リウマチ科
院長(未) 斉藤 究