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伸びる人の条件

伸びる人の条件

先日、光工芸さんの主催する
医療経営セミナーで再会した国吉拡(くによし ひろむ)さん。

国吉さんの著作「だから、あなたの部下は育たない!」
には、国吉さん自身が自分の給料を不満に思い、
副社長に直訴した際の経験を書かれていました。

その時、副社長は国吉さんに、
「君は損得の「得」しか考えていない。
これでは今は一番でも、この先伸びない。
人徳の「徳」を大事にすることだ」
と言われたそうです。

その後、国吉さんが企業コンサルティングを行っていく中でわかったのは
伸びない人は明らかに給与や休日といった待遇面ばかり気にしている傾向がある。
そのようなタイプはやれ給与が低いとか評価されていないとか
不平不満のオンパレード。

伸びる人はやはり仕事を通して成長したいと真剣に考えている。
とのことです。

僕も名古屋医療センターでの5年間には
自分がリウマチの修行をするとともに、
救急外傷治療を若手とともに盛り上げてきました。

それは整形外科医として当然の仕事ですが、
それだけでなく、自分を育ててくれた名古屋医療センターを
よりよい病院にするために
研修医教育にも自分の仕事以外の時間を注ぎ、
災害医療ではDMATのリーダーをひきつぎ
東日本大震災では、名古屋医療センターの名前を背負って
発災当日に筑波から北茨城へと救助活動に向かいました。

もちろん、休日には整形外科医としての勉強や学会発表だけでなく、
全国で研修医の募集活動や、災害医療の講習会や災害訓練と
それぞれの役割に応じた時間を投資してきました。

そして、それらすべての経験と人脈が
現在の開業にあたって役に立っていることは言うまでもありません。

仕事のONの時間は、いかにOFFの時間に自己投資ができたかにかかっています。
OFFの時間に学べば学ぶほど、ONの時間が楽しくなるってもんです。

仕事は楽しむものなんですから!!

この記事の執筆者プロフィール

さいとう整形外科リウマチ科

院長 斎藤究

さいとう整形外科リウマチ科 院長 斉藤究

院長紹介

日本整形外科学会専門医・日本リウマチ学会専門医・日本整形外科超音波学会会員

経歴

1999年

国立浜松医科大学卒 国立国際医療センター 内科研修医

2001年

東京災害医療センター 救命救急レジデント

2002年

刈谷総合病院 整形外科

2006年

名古屋医療センター 整形外科リウマチ科 /
名古屋医療センター 卒後教育研修センター指導医

2010年

Los Angeles Veterans Affairs hospital留学

2011年

さいとう整形外科リウマチ科平和が丘に開院

主な著書

あなたも名医! 運動器エコー 痛みの臨床など6著書(共著含む)

PROFILE

さいとう整形外科リウマチ科 院長 斉藤究

日本整形外科学会専門医日本リウマチ学会専門医日本整形外科超音波学会会員

「伸びる人の条件」への2件のフィードバック

  1. 先生のブロブを拝見して、いつもいつも
    心が温かいな~と感じます。
    文章、文字は事務的で冷たく成り勝ちなので
    メールの文章には気を付けています。
    勉強させて頂いてます。

  2. tibisyukeさん

    文字で表現するのは、言葉とはまた違いますよね。
    言葉と違うのは、何回でも書き直せるとこだったりします。
    出す前の手紙は、意外と恥ずかしかったします^^

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