今日は午前の診療のあと、
名古屋市消防学校で外傷の講義を行って来ました。
名古屋医療センター時代から数えて
5年目くらいになりますが
今年もお声をかけていただき
生徒達にお話する機会をいただきました。
まだ現場に出ていない救急救命士のたまご達に
いかに実戦で役に立つ知識をもってもらうか。
体で覚えてもらうか。
気道確保、呼吸、循環、神経系の評価は
なぜその順番なのか。
患者さんの全身観察から得られた情報の裏に隠された
生命にかかわる病態はなにか。
外傷のバイタルサインをどう読むのか。
ショックの病態をどう見抜くか。
そんな講義のあと、
グループに別れて実習を行いました。
学校での救急課程のあとには
救急車に同乗して実戦の場に遭遇する生徒さん達は
とても熱心に話を聴き、
真剣に実習に当たってくれました。
僕は生徒さん達に、
僕が今お話ししていることが
実戦ではどのように患者さんを救うことに結び付くのか
出来るだけイメージしやすいように心がけています。
実際に模擬体験したあとには
積極的に質問もいただき
とても楽しい講義になりました。
僕が今日教壇に立ったことが
みんなが救命士になってからも役に立って
1人でも多くの患者さんの生命が助かりますように。
みんな頑張れーー!!( ´ ▽ ` )ノ