医業経営コンサルタントとして、
お医者さんのための知恵袋というサイトで
より良い医療のためのブログを発信している
鈴木竹仁さん。
今回の初診料、再診料アップについて
日経新聞の情報発信の謝りと悪意について
こんな記事を書いていらっしゃいました。
一部だけ捉えて、
全体が間違っているように攻撃する
消費者の味方であるように見せかけ
その実、医療崩壊を助長する記事だと思います。
以下 鈴竹さんブログから引用させていただきました。
http://www.mmpartners.net/archives/52139834.html
2014年2月5日付けの、日本経済新聞の記事に納得がいきません。
医療機関に手厚く(診療報酬改定案)
増税分超す上乗せ
といったタイトルなのですが、内容がおそまつです。
記事より
「初診料は現行の2700円から2820円へと4.4%上がる。
消費税率の上げ幅である3%を上回る。
健康保険組合など支払い側の「国民に説明がつかない」との
反対を押し切り、5日の中医協で決着する見通しだ。」
おかしいです。
1日50人の患者さんのうち初診料を支払う方は10人もいません。
また初診料は、診療報酬の一部にしか過ぎません。
おおよそでは、
50人×600点×10円=1日の収入30万円
初診料
10人×270点×10円=2万7千円
10%以下ではないでしょうか。
診療報酬全体を4.4%引き上げて、この記事のように言われたら
仕方ありませんが、お医者さんが消費税アップで得をしているという
印象作りが狙いなのでしょうか。
明日につづきます。