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本当の祈り

本当の祈り

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明日から6月。
もう真夏のような暑さですね(^^;;

ということは、あと1ヶ月で2014年の半分が終わるってこと。
この半年で、やりたかったことはどのくらいできましたか?

今日スターバックスでチャンキークッキーフラペチーノを飲みました。
細かいクッキー感の残るデザートフラペチーノ、おいしかったです(^-^)

そのフラペチーノの容器に、手書きで
「Thank you ・v・」
って書いてくれてありました。

さすがスタバ。
ちょっといい気分にさせてくれます。

さて、今日はメルマガ「人の心に灯をともす」から
こんなお話のご紹介。

****************

【本当の祈り】
№1739修養団・元伊勢道場長、中山靖雄氏の心に響く言葉より…

母は82歳で脳梗塞になって倒れて以来、
家で寝たきりの生活を送っていました。

しかし、私が講演に出かける時は必ず、
「今日はどこに行くんだ?」と聞くのです。

「どこどこへ行く」と答えると
「気をつけて行って来いよ」とこう言う。
私は「わかった。ありがとう」と答える。

しかし、そのあとには「何時から何時まで話すのか?」と聞くのです。
すると、つい自分の親だから言ってしまうのです。
「そんなの聞いてどうするん?」とか、
「人のこと心配せんと、自分のこと心配しなさい」とか、
どうも冷たい物言いになってしまう。

さらに、「寝たきりだから、みんなに好かれる老人にならなあかんよ」
なんて言ってしまうのです。

それでも、何度も聞くものですから、
私が「何時から何時までだよ」と講演時間を答えると、
「みんなに喜んでもらえるように、しっかりがんばってこいよ」と言って、
ベッドの上から見送るのでした。

そして、私は家を出てから後悔の思いでいっぱいになるのです。
もっと優しい言葉をかけてやれば良かったなぁって。

わかってはいても、つい、優しくできなかったりするのですね。

その母も90歳で亡くなりました。

お葬式を済ませたあとに、家内がふと、
「お父さん、心配してくださる方が一人減ってさみしいね」と言うのです。

私は改めて母の言葉を思い出して、
「おふくろが毎回行き先を聞いてきたのはわかるけれども、
なんで時間まで聞いたんだろうね」
と家内に言ったんです。

すると家内は、
「絶対お父さんに言わんで、ってお母さんは言っていたけど、
時効だからもう話してもいいかな」と、
こんな話をしてくれました。

私の講演が始まる頃になると、母が家内を呼び、
「講演が始まる時間だから、悪いけどベッド半分起こして」
と言って、ベッドの前の神棚に向かってじーっと手を合わせて、拝むのです。
寝たきりですから、きちんとは座れないので、
腰に枕と毛布を当ててなんとか座るようにして、じーっと手を合わせている。
「講演が終わる時間になったらまた来てね」と母が言うので、
1時間半くらい経ってから家内が行くと、
まだ母が同じような状態でじーっと祈っているのだそうです。

この話を聞いた時、私は、頭をガーンって殴られたような気がしました。

毎回講演に行って、今日もこんないい方々と、素晴らしい出会いをいただいて、
自分ががんばっているという思いがどこかにあったのです。

私は母が祈ってくれていることを知らずに、
そんな母の言葉を少し疎(うと)ましく思っていたのです。

『すべては今のためにあったこと』海竜社

肉親や兄弟、夫婦、と関係が近くなればなるほど、
ほんとうは感謝しているのに何だか照れくさくて、
憎まれ口をきいてしまったり、冷たい物言いになってしまったりする。

特に、両親から受けた愛情は、両親が亡くなってからわかることが多い。

「親孝行したいときには親はなし」
という言葉にもある通りだ。

自分への祈りは、自分のエゴと欲望を充足させるための祈り。
他者の幸福を願う祈りこそが、本当の祈り。

親しい関係にある人に、今、面と向かって感謝できなくとも、
幸せを願うひそかな祈りなら誰でもできる。

誰かのために、祈る人でありたい。

■【人の心に灯をともす】のブログはこちら    ↓http://ameblo.jp/hiroo117

PROFILE

さいとう整形外科リウマチ科 院長 斉藤究

日本整形外科学会専門医日本リウマチ学会専門医日本整形外科超音波学会会員