有名な菊池先生が出演し、
腰のMRIを読影します。
患者さんの椎間板は色が黒く写っており
水分が少なくなって変性したことがわかります。
変性して、椎間板の高さも低くなっていました。
年をとると少しづつ身長が縮む要因の一つです。
しかし、椎間板が神経を圧迫しているわけではなく
なんら心配のない、
年齢的な変化だけですよ、と患者さんに伝えます。
では、今患者さんが感じている腰痛はなんでしょうか。
次に、
稲波先生が登場します。
皆さんよくご存知の椎間板ヘルニア。
時間が経てば自然となくなることがほとんどで
あなたの腰痛に手術は必要ありません。
怖がらずに動くことが1番のお薬です。
といった映像を患者さんが見て
安心することで
動かずに廃用の悪循環に陥っていくのを
恐怖心を取り除くことで治療に活かそうという
認知行動療法です。
実際に僕の外来に来られる患者さんも
この悪循環に陥ってしまっていることが
よく見られます。
僕は映像コンテンツはありませんが
実際に体を動かすことの大切さをお話し
前向きに痛みはあってもできた!楽しめた!
という小さな自信を積み重ねることが大切で
極度に落ち込んだ体力、筋力を
赤ちゃんレベルから取り戻す作業を
これからやっていくように伝えます。
プロのスポーツ選手も
そこに至るまでに様々なトレーニングを
おこなってそのパフォーマンスをあげることが
できるようになります。
体の痛みで廃用に陥った人は
もう一度少しづつ動いて
体力を取り戻せばいいのです。
さて、つづきはまた!