当院で勉強会が開催
今日はClub Four Leavesの勉強会が当院で開催されました。
まずは僕が1時間弱の講義を行いました。
- リウマチという病気の自然経過における関節破壊について
- 名古屋医療センター時代に経験した
エンブレルを妊娠発覚まで使用してリウマチをコントロールして出産に至った患者さんについて
・Club Four Leavesの患者さんを通していただいた
妊娠、出産についてのアンケートのまとめについて
・現在の学会や論文における妊娠・出産についてのコンセンサスについて
などについてお話させていただきました。
リウマチママさんとディスカッション
その後、出産経験のあるリウマチママさんとのディスカッションタイムでは
ママさんたちの子育てのコツなどが話し合われました。
子供は母親がリウマチということを理解できるのかという質問に
- 入院中に看護師さんが、病気の親を持った子供は絶対に優しい子に育つと言ってくれた
- 4歳くらいになったら子供も理解できるようになるので、リウマチのことを話してもいいのではないか。
- 2歳の時から子供がママに椅子を持ってきてほしい旨を係りの人に伝えてくれていた。
- 2歳半でも、子供が手をさすり、「ママいたいいたいねえ」と言ってくれる。
などのお話がありました。
子供とのコミュニケーションについては、
- 走って子供を追いかけることが難しいので、運動系はお父さん、おうちのことはお母さん、という風に認識されている。
- 抱っこ係はお父さんにしている。
- 抱っこするときは腰かけてから抱っこしている。
- プールの水中では痛みなく子供と触れ合える。
周囲の方たちとの子育て協力体制については
- 幼稚園の先生も理解してくれて、椅子を差し出してくれる
- 夫が仕事でいないときには、市の子育て支援センターに相談したら、
近所のボランティアの方々が日替わりで手伝ってくれた。⇒子育て支援センター(wikipedia)
結婚の時に苦労したことは
- 夫の母に結婚を反対され、駆け落ちのように結婚したが、今は子供も含め素直に甘えられている。
- ご両親も自分ができること、できないことについてわかってくれて食事の時にはテーブル席を選ぶなどしてくれている。
子育ての便利グッズは?
- ハイタイプのベビーベッド(腰をかがめなくてよい)
- 介護チェア
▼参考リンク
ベビーグッズのBebe chambre
などが話し合われました。
これは普段の診療ではなかなか聞けないお話で、僕自身もとても勉強になりました。
Seiko.Kさんと遠藤要一郎さんのライブ
その後はボーカルのSeiko.Kさんとギタリスト遠藤要一郎さんのライブでとても素敵な時間を過ごすことができました。
Seiko.Kさんブログ
Seiko.Kさんが以前僕のカフェイベントで歌ってくれた動画です。
遠藤さん参加の名古屋のおしゃれバンド Blackqp’67のファーストアルバムです。
Black Qp’67 / Hot Chase 【CD】 |
リウマチでお困りの方、まずはお気軽にご相談ください
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