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ありがとうプラス1mm

ありがとうプラス1mm

ありがとう

職場のスタッフたちにも、家族にも、食事に入ったレストランのウェイトレスさんに対しても、洋服を買ったお店の店員さんにも、そしていつもクリニックをよい空気にしてくれている植物にも、いつも癒しをくれる愛犬のトイプードルにも、いつも笑顔と感謝の言葉を忘れずにいたいと思っていますが、今日のお話は、一歩進んで笑顔、感謝、プラス1mmのお話です。

ありがとう
は、心に思っているだけでなく、言葉に出して相手に伝えてあげたいものですが、そこで、さらに具体的な一言。
それが、プラス1mmというお話です。

人の心に灯をともす 
【たった1ミリのメッセージ】№2475聖心会シスター、鈴木秀子氏の心に響く言葉より…アメリカ人の知人に聞いた話ですが、彼が来日して講演をしたときのこと。終了後に多くの日本人の聴衆が「ありがとうございました」と彼にお礼を言いにきたそうです。でも「具体的な感想は何一つもらえなくて、驚いた」と気落ちしていました。話のどこが面白かったのか、どのように心に響いたのか、どんな感想を抱いたのか。アメリカ人なら、必ず「自分のことば」で具体的に語ってくれるのだそうです。日本人の多くは、儀礼として「自分の感想より何より、とりあえずきちんとお礼を言わなければ」という姿勢があるのかもしれません。そのマナー意識の高さは、世界に誇れる素晴らしいことです。でもあなたが逆の立場ならどうですか?講演を聞いてくれた人から、できれば具体的に詳しい感想を聞いてみたいと思いませんか。社交辞令としての「ありがとう」だけでは、なんだか物足りないことでしょう。「自分の感じたことを素直に、具体的に相手に伝えるなんて恥ずかしい」という気持ちが先に立つのかもしれません。ですが、その気持ちのハードルは頑張って乗り越えなければなりません。恥ずかしさを感じにくくするためには、「小さいこと」から伝えるのがおすすめです。たとえば仕事をしてくれた部下に対して「ありがとう。間に合って助かったよ」。いただきものを受け取ったら「ありがとう。このお菓子、大好きなの」。「ありがとう」の直後の「おまけのようなひと言」こそ、人の心にしみるのです。具体的なひと言を言い添えるのに、ほんの数秒しかかかりません。こんな「おまけの1ミリメッセージ」が飛び交う関係をいろんな人と築いてゆけたら、なんと素敵なことでしょうか。私は、ある女性からこんな電話を受けたことがあります。「わけあって、昨日自殺を試みようとしました。用意していた薬を飲もうとしたその瞬間、インターホンが鳴り、宅配便が届きました。親しい友人からの、ビスケットの贈り物でした。そこにはカードがついており、こう書かれていました。『あなたはこの頃、疲れているように見えます。2人で一緒に食べていたビスケットを贈ります。ゆっくりお茶でも飲んでください』。私は、何も考えずにお茶を入れて、ビスケットを食べたのです。おかげで、今も生きています」たった1ミリのメッセージが、誰かの生きる力になることもあるのです。『あなたは、あなたのままでいてください。』アスコム二言挨拶(にげんあいさつ)」という言葉がある。これは、「おはようございます」とか「こんにちは」という挨拶の後に、「いいお天気ですね」とか「お元気そうですね」といったひと言を付け加えること。口下手だとか、人見知りしてしまう人は、この二言挨拶を実行するとよい。たったひと言を付け加えることで、人間関係がもっと円滑になっていく。つけ加えるひと言は、「素敵なネクタイですね」「いつもセンスいいですね」「雨、上がるといいですね」「天気が怪しくなってきました。お気を付けてお帰り下さい」等々。あるいは、「○○さん、おはようございます」と名前を呼ぶことも。「たった1ミリのメッセージ」たったひと言つけ加えるだけで、人間関係は温かなものとなる。■「人の心に灯をともす」のfacebookページです♪http://www.facebook.com/hitonokokoro■【人の心に灯をともす】のブログはこちらhttp://ameblo.jp/hiroo117/

PROFILE

さいとう整形外科リウマチ科 院長 斉藤究

日本整形外科学会専門医日本リウマチ学会専門医日本整形外科超音波学会会員