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トリガーポイントの番組収録

トリガーポイントの番組収録

2/10土曜日は診療後に大阪で日本SIGMAX主催の超音波診断と治療のセミナーで講師をして来ました。

肩の痛みの超音波診断
関節リウマチの超音波診断
トリガーポイント、MPS(筋膜性疼痛症候群)の超音波診断と治療
という内容での講演。

その場に注射と麻酔薬を持って来てくれた先生もいらっしゃり、即興でその先生の治療をすることになりました。

整形外科医相手の治療、しかも周りにも僕よりも年長の先生たちが囲む中でプレッシャーもありましたが、僧帽筋から母指へのトリガーポイントの痛みと診断し、僧帽筋に一本注射したところ、悩みの首の痛みが取れたと言ってくれました。

ほらね、と思いつつも、内心ほっと胸をなでおろしました。^_^

みなさん、筋肉の触診技術のお話に興味を持って頂いたようです。

大阪でSIGMAXのスタッフと串揚げを食べた後は、その足で東京へ向かい一泊。

翌朝からはケアネットという医学教育番組を作成するネット配信会社の企画で、Dr.斉藤のトリガーポイント(仮タイトル)という番組の収録をしました。

初めてのスタジオ撮影。

照明と白い壁に包まれたスタジオ。
知ってました?
撮影現場の奥の壁は、床と壁、壁と壁の接するところは全て球状カーブになっていて、照明の影ができないようになってるんです。
感心しちゃいました。

日曜日の10時から始まり、初日は4話分収録。
僕の頭の中にある知識、技術と診療パターンを、わかりやすい映像に落とし込むためのスタッフとのすり合わせにも時間がかかり、終わったのは夜11:30でした。

患者さん役の役者さんは本当に腰痛持ちで、中殿筋のトリガーポイントがすごく過敏になっており、注射をしたところ、しっかり右脚でも立てるようになり、腰を反らすこともできるようになりました。

なんとなく映像収録のパターンが出来上がって来た中、翌日の収録のためにスライドを組み替えながら、ベッドに入ったのは朝5:30。
7時起きで2日目の収録に向かいました。

流石にお昼のお弁当を頂いた後は睡魔がきましたが、明るいスタッフの方たちに元気をもらいつつ夜7:00過ぎには7話分の収録完了。

スタッフみんなでの記念撮影は嬉しい瞬間でした。

これから映像の編集と校正のあと、ケアネットでの配信は4月末くらいになるそうです。
1年後くらいにはDVD化もされますよ。

もし何かの機会があればご覧くださいませ!

SIGMAXの皆様、ケアネットの皆様、お疲れ様でした!
また楽しく仕事しましょうね!!

この記事の執筆者プロフィール

さいとう整形外科リウマチ科

院長 斎藤究

さいとう整形外科リウマチ科 院長 斉藤究

院長紹介

日本整形外科学会専門医・日本リウマチ学会専門医・日本整形外科超音波学会会員

経歴

1999年

国立浜松医科大学卒 国立国際医療センター 内科研修医

2001年

東京災害医療センター 救命救急レジデント

2002年

刈谷総合病院 整形外科

2006年

名古屋医療センター 整形外科リウマチ科 /
名古屋医療センター 卒後教育研修センター指導医

2010年

Los Angeles Veterans Affairs hospital留学

2011年

さいとう整形外科リウマチ科平和が丘に開院

主な著書

あなたも名医! 運動器エコー 痛みの臨床など6著書(共著含む)

PROFILE

さいとう整形外科リウマチ科 院長 斉藤究

日本整形外科学会専門医日本リウマチ学会専門医日本整形外科超音波学会会員