当院では
・常時十分な換気
・職員の手洗い・マスクの着用・体温管理
・患者さんへのマスク着用のお願い
・院内のアルコール清拭
・院内の椅子は間隔をあける。
・院外でお待ちいただき、お電話での呼び出し
・リハビリベッドの間隔も開ける。
・院内雑誌や配布物の撤去
・院内のクレベリン設置
などのウイルス感染対策を行っておりますが、
現在の新型コロナウイルス緊急事態宣言下においては
電話再診も受け付けております。
当院にて通院されていた患者さんでは
下記ご自身に当てはまる項目をお読みになり
保険証をご用意の上、
診療時間内にお電話ください。
052-776-3110
診察が混雑している場合には、
電話にてもしばらくお待ちいただくことがございますので
ご了承下さい。
お待ち時間が長くなる場合には、折り返しこちらからかけ直させていただきます。
病状をお伺いしたうえで、
これまでの採血データを考慮して、
電話による処方のみでは心配な場合には
実際に来院して採血等の検査を行っていただくよう
おすすめする場合がございます。
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骨粗鬆症の患者さん
痛風の患者さん
通常であれば定期的に検査を行うべきですが、
感染拡大抑制、院内の三密抑制、待ち時間短縮
を目的として、
電話にて再診をお受けいたします。
採血ができないため、
内服薬の副作用チェックができないという
デメリットはありますので、
ご心配であれば手持ちの内服薬が切れる頃に
ご来院いただき、採血を行ってください。
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痛み止めや湿布の継続希望の患者さん
現在の痛みの程度をお伺いして処方いたします。
医師が必要と判断した場合には、来院をお勧めする場合がございます。
注射による治療をご希望の患者さんはご来院ください。
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リウマチの患者さん
内服薬の副作用チェックを定期的に行うことが大切です。
従来より、病勢や採血がなくても安全と思われる期間を考慮して
予約をお取りしていますので、
現在の時勢下においてもご来院いただき、
採血やレントゲン、超音波などの検査を行い
安全かつ病状を速やかに安定させることが大切です。
電話によるお薬処方はおすすめできません。
風邪症状、発熱や食欲不振がある場合には
お電話にてご連絡ください。
注射薬や内服薬はまず1週間中止して
症状がひどくなければ自宅にて経過観察してください。
リウマチのお薬、特に免疫を抑えるとされる
生物学的製剤やJAK阻害薬を使用している患者さんでは
現在の状況は不安に思う方もいるかもしれません。
イタリアからの論文では、
生物学的製剤かJAK阻害薬を使用中の関節炎患者さん320人に新型コロナウイルスに感染しているかいないか連絡を取った
というものが発表されました。
320人のうち、リウマチ57%、強直性脊椎炎47%です。
320人のうち、生物学的製剤は92%、JAK阻害薬は8%です。
320人のうち4名が新型コロナウイルスに感染していましたが、
4/320=0.0125(1.25%)です。
100人に1.25人程度の感染率ということになります。
論文の結論からは、
リウマチの生物学的製剤やJAK阻害薬は
新型コロナウイルスを重症化させない。
とのことでした。
https://ard.bmj.com/content/79/5/667.long?fbclid=IwAR3dRFEh07GZbaYZuta6IljRFp3ymkl6Uwp91kFnRRuIbRxW0_0ZXKxySEc
そのため、リウマチでは
現状において新型コロナウイルスを心配して
薬剤を自己中断してしまう方が
リウマチが悪化し、関節が壊れていくというリスクがあります。
自己中断して再燃した場合には、
もともと使用していたよりも薬の量を増やさなくてはならない場合もあるため注意してください。
自己中断は、上記のように発熱や下痢・嘔吐などの体調不良があるとき以外にはしないように気をつけましょう。
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電話やオンラインによる新患受付が4/1から新型コロナ時期の特例として認められておりますが、
整形外科の特性上、身体所見を取らずに正しく診断することは困難であるため、
現在は電話による初診は受け付けておりません。
現在オンライン診療の準備を進めておりますが、
現時点では遠方の方や新規に当院を受診されたい患者さんにおいては
直接ご来院いただくようお願いいたします。