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有効と判断される界面活性剤が報告されています。

有効と判断される界面活性剤が報告されています。

基本的には顔に触る前に手を洗うことがとても大切ですが、手についたウイルスは水道水で洗うだけでもかなり落ちるとのこと。

もちろん、石鹸などの界面活性剤を使えばもっと良いのですが、不用意に口、鼻、目に触らないことが大切です。

今回yahoo newsに有効と判断される界面活性剤のリストがありましたので、ご紹介させていただきます。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d4a0d75651bd1c359fc3c2e4308ad40bd1e137eb

製品評価技術基盤機構(NITE)は、新型コロナウイルスへの消毒目的として利用されている「次亜塩素酸水」について、「新型コロナウイルスへの有効性は確認されていない」との中間結果を発表した。

販売されている製品については、製法(電気分解、混和等)や原料が明記されておらず、液性をpH値によって明記しないものも多く、また安全性も根拠不明なものが多いとする。

NITEの調査で販売状況を確認できた81品目中、66品目が空間除菌を謳って販売しているが、空間噴霧については、ウイルス除去性能の評価方法が国際的に確立されておらず、また、次亜塩素酸水の噴霧が「換気によるウイルス排出や、『3密』回避による感染防御よりも有効とする分析は、発見されていない」としている。

同様に消毒液噴霧による人体への安全性についても、確立された評価方法が無く、消費者からの事故情報データバンクには「次亜塩素酸(水)の空間噴霧による健康被害」と捉えられる報告が届いていることなどを指摘している。

なお、新型コロナウイルスに対して有効な界面活性剤の検証も進めており、新たに塩化ベンゼトニウム(0.05%以上)、塩化ジアルキルジメチルアンモニウム(0.01%以上)も有効と判断。

有効と判断された界面活性剤は、以下の7種。

・直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(0.1%以上)
・アルキルグリコシド(0.1%以上)
・アルキルアミンオキシド(0.05%以上)
・塩化ベンザルコニウム(0.05%以上)
・塩化ベンゼトニウム(0.05%以上)
・塩化ジアルキルジメチルアンモニウム(0.01%以上)
・ポリオキシエチレンアルキルエーテル(0.2%以上)

これらを含んだ住宅・家具用洗剤のリストも公開している。ただし、これらは身近な物の消毒用で、手指・皮膚には使用してはいけない。

PROFILE

さいとう整形外科リウマチ科 院長 斉藤究

日本整形外科学会専門医日本リウマチ学会専門医日本整形外科超音波学会会員