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レミケード増量

レミケード増量

先日お話したレミケード。

明後日に数人の先生に対して
生物学的製剤についてお話する機会をいただいたため、
これまでレミケードを増量投与した患者さんのデータをまとめていました。

0 2 6週目投与後、DAS28ESRという指標で低疾患活動性に至らなければ
レミケードを1バイアル100mgずつ増量するという投与法を用いた場合

・早期の増量により低疾患活動性のみでなく寛解に至る患者さんが増える。
・増量は体重当たり3mg/kg程度の増量幅が必要かつ効果的ではないか。
・早期に十分増量して寛解に至ってから減量を考えるとよいのではないか。

といったことが見えてきました。

2ヶ月に一度の投与で済む
価格は生物学的製剤の中では最も安い
増量した場合は高額療養費の適応となる
などメリットの多い薬です。

世界で初めて認可された生物学的製剤ですが、
発売から7年経過した今でも
第一選択薬として十分通用する地位を保っています。

名古屋市名東区平和が丘一丁目10番地
さいとう整形外科リウマチ科
院長(未) 斉藤 究

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この記事の執筆者プロフィール

さいとう整形外科リウマチ科

院長 斎藤究

さいとう整形外科リウマチ科 院長 斉藤究

院長紹介

日本整形外科学会専門医・日本リウマチ学会専門医・日本整形外科超音波学会会員

経歴

1999年

国立浜松医科大学卒 国立国際医療センター 内科研修医

2001年

東京災害医療センター 救命救急レジデント

2002年

刈谷総合病院 整形外科

2006年

名古屋医療センター 整形外科リウマチ科 /
名古屋医療センター 卒後教育研修センター指導医

2010年

Los Angeles Veterans Affairs hospital留学

2011年

さいとう整形外科リウマチ科平和が丘に開院

主な著書

あなたも名医! 運動器エコー 痛みの臨床など6著書(共著含む)

PROFILE

さいとう整形外科リウマチ科 院長 斉藤究

日本整形外科学会専門医日本リウマチ学会専門医日本整形外科超音波学会会員