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建築大詰め

建築大詰め


先週は生活すべてが災害一色でした。

災害活動に行った際には、被災された方へのメンタルケアとともに、
救助に当たった医療者側のメンタルケアも重要になります。

当院の隊員にも浮き沈みがあったり、
自分もなかなか災害と自分のプライベートを切り離すのに時間がかかりました。

そんな中でも、建築の方は大詰めに入り、
これまで決定していた部分がいよいよ形になってきました。

二階から三階に上がる階段の踊り場に照明が付き、
外壁と同じ割り肌のタイルが白熱灯に照らされ
それ自体が巨大カンバスのアートのように見えます。

受付のバックにも、
ADVANから届いたドラマチックホワイトという名の一枚板の大理石が
墨でひいた様な右肩上がりの大きなラインを描きます。

リハビリ室には床暖房を備えたフローリングが敷き詰められ、
織り上げ天井の大きな間接照明もセッティングされました。

床材も敷き詰められ、
待合室の洗面はTOTOの透明度の高い淡いブルーのカウンターに
円形の白い洗面ボウルが美しく収まっていました。

ユニバーサルトイレの壁紙は1面だけ優しいイエローに。
女性用トイレはカウンターを設置する1面を桜色の壁にしました。

正面の植栽には八ヶ岳で選んだドウダンツツジの株立ちの樹が植えられ、
イチゴの木も脇に添えられました。

前を行き交う小学生が植栽の中の富士石を見て、
「こんな大きな石、どうやって運んできたんだろうね~」
と眺めていて嬉しくなりました。

現在工事は佳境に向けて、
こだわりの階段と2階、3階の内装が急ピッチで進められています。

僕は書店で、2階ラウンジの本棚に置きたい本を少しづつ選んでいます。

名古屋市名東区平和が丘一丁目10番地
さいとう整形外科リウマチ科
院長(未) 斉藤 究

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この記事の執筆者プロフィール

さいとう整形外科リウマチ科

院長 斎藤究

さいとう整形外科リウマチ科 院長 斉藤究

院長紹介

日本整形外科学会専門医・日本リウマチ学会専門医・日本整形外科超音波学会会員

経歴

1999年

国立浜松医科大学卒 国立国際医療センター 内科研修医

2001年

東京災害医療センター 救命救急レジデント

2002年

刈谷総合病院 整形外科

2006年

名古屋医療センター 整形外科リウマチ科 /
名古屋医療センター 卒後教育研修センター指導医

2010年

Los Angeles Veterans Affairs hospital留学

2011年

さいとう整形外科リウマチ科平和が丘に開院

主な著書

あなたも名医! 運動器エコー 痛みの臨床など6著書(共著含む)

PROFILE

さいとう整形外科リウマチ科 院長 斉藤究

日本整形外科学会専門医日本リウマチ学会専門医日本整形外科超音波学会会員