名古屋医療センター時代からずっと続けている研修医教育の仕事。
現在も、八事日赤の総合診療科から、
毎週土曜日に若い先生が勉強に来てくれています。
若い先生に自分の診療スタイルを伝え、
その先生がまた自分の知らない人と出会い、助けていく。
教育は本当に素敵な仕事です。
さて、このたび、勤務医時代に執筆した
研修医向け雑誌レジデントノートの
骨折診断のコツについての記事が
ムック本に収載されました。
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ズバリ!日常診療の基本講座(3) [ 奈良信雄 ] |
研修医が穴のあくほどレントゲンを見つめても
なかなか見つけるのが難しい骨折もあります。
それを、骨折のプロフェッショナルである整形外科医が
どのようにレントゲンを見て一瞬で骨折を見抜くのか
できるだけわかりやすく解説した記事です。
自分の伝えたいことが記事になった上に、
年を経てこうして単行本になっていくのも
うれしいですね。
羊土社のみなさん、よい機会をありがとうございました(^v^)
僕の担当した骨折診断部分の目次です。
その21 骨折診断のコツ… ………………………………………………………………… 斉藤 究 197
プライマリ・ケアの整形外科
体を痛がる患者さん〈診察のコツ〉
X線は撮ったものの,どう読めばいいの?
整形外科医を呼ぶか,帰宅させるか?
その22 見逃しやすい骨折の転機と鑑別のポイント…………………………… 斉藤 究 203
転んでから立てないと来院した患者さん
転んで手を突いてから手関節周辺の痛みを訴える患者さん
腕を動かさない小児