親の気持ちは親になってみないとわからないもの。
上司の気持ちは上司になってみないとわからないもの。
今の自分の仕事をしながら、
上司の仕事が見えてきたら
そろそろ出世する頃ともいわれますね。
今日はメルマガ
魂が震える話
から、こんなお話のご紹介。
それぞれの成長段階で必要な力
納得です。
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人間は誰でも生まれた時の心は自己中心である。
暑くても寒くても、お腹がすいても泣くばかり。
他人のために泣くことはなく、ただただ自分のためである。
これは発達心理学でいうところの「依存」の段階である。
幼稚園や小学校に上がり友人や先生と交わるようになると、多少とも自他の区別がつくようになる。
しかし、まだ依存心が抜けない。
そこからだんだん大きくなっていくにつれて自立心が芽生え、成人になると自立力がついてくる。
自立力とは自分のことに責任を持つという責任感である。
結婚すると自分のことよりも家族を思いやる気持ちが大きくなり、妻子を養うために自ら困難に立ち向かう開拓力が身についてくる。
また社長、上司、同僚、取引先などとの交流を通じて、職場や社会に貢献しようという意識が高まり、部下を持ち、社会的な役割が大きくなるにつれて指導力が生まれてくる。
そして社会のリーダーとなるに及んで清濁併せ呑む包容力が高まり、さらに、後ろ姿で人を導くような感化力が身についてくる。
1段階は社会的成熟度が最も低い「自利」、これに対して7段階は最高の「利他」の心である。
すなわち、下に行くほど自分のため、上に行くほど相手のためを考える。
世のすぐれた指導者といわれる人はみな、他人のこと、社会のこと、日本や世界のことに心を配る「利他」の心を持っている。
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「なぜ、うまくいっている会社の経営者はご先祖を大切にするのか」
天明茂 著
致知出版社より
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大人になり、家族を持ち、部下が出来て、守るものが増えるほど、
自分のためには泣けないし、
自分の為だけだったら、そんなに頑張れない。
わがままや要求ばかりで、相手を喜ばせようとか楽しませようって思わずに、「俺を(私を)喜ばせて!楽しませて!」って言うのは赤ちゃんと一緒ということです。
自分の利ばかりを求める「自利」より、他人の利を考える「利他」の精神で在りたいですね♪
「この話は、メルマガ”魂が震える話”で紹介されていました。
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