今日はウェブセミナーでリウマチ オレンシアの勉強。
抗CCP抗体が陽性の場合には、RFリウマチ因子の値が高いほど、関節破壊が進みやすい。
ACPA陽性のときにはTNFαが高くなっているだろう。
レミケードレスポンダーでは、優位に抗CCP抗体が低かった。抗CCP抗体が高いと有効性が落ちる。RFが陽性のときもレスポンスが落ちる。しかしエンブレルでは差は認めなかった。
その際、レミケードの容量を増やせばレスポンスが得られた。
抗CCP抗体が抗TNF製剤に与える影響はメタアナリシスではほとんど認められていない。
アクテムラも抗CCP抗体によらず効果を発揮する。
オレンシアでは抗CCP抗体が200以上の時は1年以降も効果が上がり続ける。HAQも改善し続ける。
ACPA陽性と陰性では、オレンシアがT細胞に与える影響が違うのではないか。
抗CCP抗体、ESR25以上、骨びらん のリスク因子を多く持つほど骨破壊は進行する。