昨日1月10日のお昼、
当院がお昼休み中の出来事。
クリニックの前には
いつものようなハローワークへの渋滞ができていました。
すると、消防車、パトカー、救急車の音が
けたたましくなりつつ
向かいのアオキスーパーからも
道路を見つめる人だかりが。
当院に訪れた銀行さんが、
事故ですか?と言われるので
病院の外に出てみると
そこにはあり得ない光景が。
救急隊、消防隊、警察、行き交う人々
坂道の登り車線には、乗用車に正面衝突する市バス!(◎_◎;)
救急隊に声を掛けると、乗客は幸い無事で、
後から用意されたバスに乗り換えたとのこと。
バスの運転手さんを病院へ搬送することになっていました。
先日の名東消防署の災害訓練で
僕の顔を覚えてくれていた消防隊員の方も
声をかけてくれました。
また、今朝一番に、
病院にその消防隊員の方から電話があり
再度ご挨拶をいただき恐縮しました。
消防隊員の方は、
ちょうど年末に行った災害訓練
(バスと乗用車の衝突事故の設定でした)
そのままの災害が起こったのではないかと
ドキドキしながら現場に向かったとのこと。
今回は、偶然乗客として乗り合わせた交通局職員さんが
ブレーキをかけて減速させたとのことで
大惨事にはならずにすみましたが
日頃の訓練の大切さを、こんなにすぐに感じることになるとは。
今日の中日新聞の写真には、
当院の第2駐車場の看板が写っていました。
交通事故が起こる時には
運転手さんがなんらかの原因で意識を無くして
事故を起こすことがあります。
そのため、患者さんを救急外来で受け入れる医療者は、
患者さんが怪我をしてから意識障害を起こしたのか
意識障害を起こして事故になったのか
考えることも必要となります。
バスの運転手さんが早く回復されますように。