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動くということ

動くということ

今日は月曜ですが、午後はかなりゆったりムード。

患者さんとお茶を飲みながら、スタッフも交えて身の上話もしたりして。

こんな診療もたまにはいいか、と経営者失格ですかね(^_^;)。

そのまま珍しく夕方の駆け込み診療もなく、
受け付け時間終了とともに入り口を閉め、スタッフミーティングに当てました。

日曜日に神戸までセラピスト研修に行った当院の看護師に
研修報告会を行ってもらいました。

リハビリについて学んできたため、普段の1階の看護師業務だけでなく、
僕が何を考えてリハビリをオーダーするのか、
2階のリハビリ室ではどういう理論でリハビリが行われているのか
理解が深まったようです。

お互いの仕事を理解すれば、次の動きが読めるようになります。

彼女にとってもとても勉強になったようです。

報告会の最後には、研修中に先生が伝えてくれた言葉を教えてくれました。

人間は動いてこその人間である。
骨折して動けなくなる人もいる。
脳卒中で動けなくなる人もいる。
そこから回復させ、もう一度動けるように力を添えること、
骨折を起こさないように、未然に転倒を防ぐこと
そして人間として動く喜びを維持するのがリハビリの力です。

ちょうど今日の午前中に彼女が介助についた膝痛の患者さんが、
当院で関節注射とリハビリを始めて痛みなく歩けるようになった喜びを
感謝の言葉にして伝えてくれていたところでした。

昨日動けることの大切さを改めて学んだ彼女には、
その患者さんの喜びがスーっと染み込んでいったことでしょう。

運動器の看護師として、大きな学びを得てくれたようです。

そんな彼女の報告会の最後は、スタッフの拍手でしめくくられました。

明日もみんなで元気に頑張れそうです。

465-0097
名古屋市名東区平和が丘1丁目10番地
さいとう整形外科リウマチ科
院長 斉藤 究
Tel 052-776-3110
Fax 052-776-3112

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この記事の執筆者プロフィール

さいとう整形外科リウマチ科

院長 斎藤究

さいとう整形外科リウマチ科 院長 斉藤究

院長紹介

日本整形外科学会専門医・日本リウマチ学会専門医・日本整形外科超音波学会会員

経歴

1999年

国立浜松医科大学卒 国立国際医療センター 内科研修医

2001年

東京災害医療センター 救命救急レジデント

2002年

刈谷総合病院 整形外科

2006年

名古屋医療センター 整形外科リウマチ科 /
名古屋医療センター 卒後教育研修センター指導医

2010年

Los Angeles Veterans Affairs hospital留学

2011年

さいとう整形外科リウマチ科平和が丘に開院

主な著書

あなたも名医! 運動器エコー 痛みの臨床など6著書(共著含む)

PROFILE

さいとう整形外科リウマチ科 院長 斉藤究

日本整形外科学会専門医日本リウマチ学会専門医日本整形外科超音波学会会員