「承認されたい」という気持ちはとても大切ですが、
その気持ちが強すぎると、
「認めてもらえない」
「評価されていない」
「給料が上がらない」
といった不満につながっていくリスクがあります。
そして「認められないならばやらない」となると
組織全体の首を絞め、業績は悪化し
ますます自分の評価も下がっていきます。
一方、「貢献したい」という人が集まる組織では
それぞれが個性を発揮して明るく楽しく動きだします。
会社は「ありがとう」で溢れます。
会社のお客さんにも必ずそれは伝わり
会社の業績も上がり、結果自分の評価にもつながります。
やってあげている、ではなく、やってあげたい。
で人生を楽しみたいものです。
僕が読んでいるメールマガジン
「魂が震える話」から
今回はこんなお話のご紹介です。
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ある家庭で夕食が終わった後、食卓の上に食器が残されている。
子供たちは自分の部屋に戻り、夫はソファに座ってテレビを見ている。
妻(わたし)が後片づけをするほかない。
しかも家族は、それを当然だと思っていて手伝う素振りも見せない。
普通に考えれば、
「なぜ手伝ってくれないのか?」
「なぜわたしだけ働かないといけないのか?」
という状況です。
しかしこのとき、たとえ家族から「ありがとう」の言葉が聞けなかったとしても、
食器を片付けながら「わたしは家族の役に立っている」と考えてほしいのです。
他者がわたしになにをしてくれるかではなく、
わたしが他者になにをできるかを考え、実践していきたいのです。
その貢献感さえ持てれば、
目の前の現実はまったく違った色彩を帯びてくるでしょう。
事実、ここでイライラしながらお皿を洗っていても、
自分がおもしろくないばかりか、家族だって近づきたいとは思いません。
一方、楽しそうに鼻歌でも歌いながらお皿を洗っていれば、
子どもたちも手伝ってくれるかもしれない。
少なくとも、手伝いやすい雰囲気はできあがります。
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岸見一郎 著
古賀史健 著
ダイヤモンド社より
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この本では、承認されたいという欲求を完全に否定しています。
「承認されたい」ではなく「貢献したい」。
どちらも似ているような気もしますが、全く違うモノのようです。
「承認されたい」だと、相手次第になり、相手に合わせるようになり、
相手が褒めてくれないときはやらない事になる。
「貢献したい」は、自分が好きで他者に貢献する訳だから、
相手の評価は関係ないし、気にしないし、自分の自由だし、楽しい。
つまり、相手が褒めてくれなくても、貢献したいと思う。
まさに、上記の方のお話です。
そして、幸福の定義も語られております。
幸福 = なんでしょう?
答えは是非、この本をお読みになって下さい。
僕はすでに3回読みました。
絶対おすすめの1冊です♪
今日の話が、皆様のお役に立てれば幸いですm(_ _)m
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「魂が震える話」発行人:けい
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