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「承認されたい」と「貢献したい」

「承認されたい」と「貢献したい」

「承認されたい」という気持ちはとても大切ですが、
その気持ちが強すぎると、
「認めてもらえない」
「評価されていない」
「給料が上がらない」
といった不満につながっていくリスクがあります。

そして「認められないならばやらない」となると
組織全体の首を絞め、業績は悪化し
ますます自分の評価も下がっていきます。

一方、「貢献したい」という人が集まる組織では
それぞれが個性を発揮して明るく楽しく動きだします。
会社は「ありがとう」で溢れます。

会社のお客さんにも必ずそれは伝わり
会社の業績も上がり、結果自分の評価にもつながります。

やってあげている、ではなく、やってあげたい。
で人生を楽しみたいものです。

僕が読んでいるメールマガジン
「魂が震える話」から
今回はこんなお話のご紹介です。

******************************

ある家庭で夕食が終わった後、食卓の上に食器が残されている。

子供たちは自分の部屋に戻り、夫はソファに座ってテレビを見ている。

妻(わたし)が後片づけをするほかない。

しかも家族は、それを当然だと思っていて手伝う素振りも見せない。

普通に考えれば、
「なぜ手伝ってくれないのか?」
「なぜわたしだけ働かないといけないのか?」
という状況です。

しかしこのとき、たとえ家族から「ありがとう」の言葉が聞けなかったとしても、
食器を片付けながら「わたしは家族の役に立っている」と考えてほしいのです。

他者がわたしになにをしてくれるかではなく、

わたしが他者になにをできるかを考え、実践していきたいのです。

その貢献感さえ持てれば、
目の前の現実はまったく違った色彩を帯びてくるでしょう。

事実、ここでイライラしながらお皿を洗っていても、
自分がおもしろくないばかりか、家族だって近づきたいとは思いません。

一方、楽しそうに鼻歌でも歌いながらお皿を洗っていれば、
子どもたちも手伝ってくれるかもしれない。

少なくとも、手伝いやすい雰囲気はできあがります。

_______

 「嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え」

岸見一郎 著
古賀史健 著
ダイヤモンド社より

_______

この本では、承認されたいという欲求を完全に否定しています。

「承認されたい」ではなく「貢献したい」。

どちらも似ているような気もしますが、全く違うモノのようです。

「承認されたい」だと、相手次第になり、相手に合わせるようになり、
相手が褒めてくれないときはやらない事になる。

「貢献したい」は、自分が好きで他者に貢献する訳だから、
相手の評価は関係ないし、気にしないし、自分の自由だし、楽しい。
つまり、相手が褒めてくれなくても、貢献したいと思う。
まさに、上記の方のお話です。

そして、幸福の定義も語られております。

幸福 = なんでしょう?

答えは是非、この本をお読みになって下さい。
僕はすでに3回読みました。
絶対おすすめの1冊です♪

今日の話が、皆様のお役に立てれば幸いですm(_ _)m
__________
「魂が震える話」発行人:けい
メルマガ登録は下記から
00526431s@merumo.ne.jp

この記事の執筆者プロフィール

さいとう整形外科リウマチ科

院長 斎藤究

さいとう整形外科リウマチ科 院長 斉藤究

院長紹介

日本整形外科学会専門医・日本リウマチ学会専門医・日本整形外科超音波学会会員

経歴

1999年

国立浜松医科大学卒 国立国際医療センター 内科研修医

2001年

東京災害医療センター 救命救急レジデント

2002年

刈谷総合病院 整形外科

2006年

名古屋医療センター 整形外科リウマチ科 /
名古屋医療センター 卒後教育研修センター指導医

2010年

Los Angeles Veterans Affairs hospital留学

2011年

さいとう整形外科リウマチ科平和が丘に開院

主な著書

あなたも名医! 運動器エコー 痛みの臨床など6著書(共著含む)

PROFILE

さいとう整形外科リウマチ科 院長 斉藤究

日本整形外科学会専門医日本リウマチ学会専門医日本整形外科超音波学会会員