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100年前のパンデミック

100年前のパンデミック

スペイン風邪のパンデミック。
100年前も人の活動の中止と再開の中で悩んできたことでしょう。
今の日本は少子高齢化最先端だけど、100年前は日本の総人口5600万人。
そこから日本は2005年の1億2777万人まで人口を増やした。
それを考えたら、今本気で少子化対策をすれば、日本の総人口を今から増やすことに絶望しなくてもいい気がしてきた。
1868年 明治維新を機に人口は3300万人から爆発的に増えています。
https://www.soumu.go.jp/main_content/000273900.pdf
コロナ対策も必要ですが、人知を尽くしてなんとかなる少子化対策こそ政府が最優先で行ってほしい。


僕はワクチンが最終的な解決になるとも思っていません。

なぜならインフルエンザはワクチンも薬もあるのにコロナ以上の死亡者を出しているから。むしろ薬なんて飲まなくてもウイルス感染だから治る人はほとんど治ります。薬による副作用で自殺する可能性があるくらいなら、タミフルなんて飲まない方が良いとも思ってしまいます。

これはウイルス感染症を理解している医師なら反論はしないでしょう。


人は人と交わることでウイルスを交換して耐性を獲得して強くなってきたという記事もあります。

人の進化はミッシングリンクが埋まらないダーウィンの進化論よりも、ウイルスによる突然の進化であるという、ウイルス進化論を唱える本もあります。

https://amzn.to/2HqgUHN

ウイルスの拡大は、人の活動を抑制しても無くなるわけではなく、全ての人に暴露が行き渡るまでの時間稼ぎにしかなりません。

大切なことは、医療崩壊を起こさないレベルで感染拡大のスピードを抑えることと、新型コロナ重傷者をいかに助けるか、そして、医療崩壊により通常の医療が行えなくなってしまうことを最小限に止めるか、ということ。

以下の記事は100年前にもウイルスの前に人間は無策だったことを感じてしまいます。

https://news.yahoo.co.jp/byline/furuyatsunehira/20200228-00165191/

以下上記サイトより引用

1918年から1920年までの約2年間、新型ウイルスによるパンデミックが起こり、当時の世界人口の3割に当たる5億人が感染。そのうち2000万人~4500万人が死亡したのがスペイン風邪である。現在の研究では、そのウイルスはH1N1型と特定されている。
 スペイン風邪によって、最終的に当時の日本内地の総人口約5600万人のうち、0.8%強に当たる45万人が死亡した。

・(はやりかぜに)かからぬには
1.病人または病人らしい者、咳する者に近寄ってはならぬ
2.たくさん人の集まっているところに立ち入るな
3.人の集まっている場所、電車、汽車などの内では必ず呼吸保護器(*マスクの事)をかけ、それでなくば鼻、口を「ハンカチ」手ぬぐいなどで軽く覆いなさい

日本各地で猛威を振るったスペイン風邪は、1920年が過ぎると自然に鎮静化した。なぜか?それは内務省や自治体の方針が有効だったから、というよりも、スペイン風邪を引き起こしたH1N1型ウイルスが、日本の隅々にまで拡大し、もはやそれ以上感染が拡大する限界を迎えたからだ。そしてスペイン風邪にかかり、生き残った人々が免疫抗体を獲得したから

この記事の執筆者プロフィール

さいとう整形外科リウマチ科

院長 斎藤究

さいとう整形外科リウマチ科 院長 斉藤究

院長紹介

日本整形外科学会専門医・日本リウマチ学会専門医・日本整形外科超音波学会会員

経歴

1999年

国立浜松医科大学卒 国立国際医療センター 内科研修医

2001年

東京災害医療センター 救命救急レジデント

2002年

刈谷総合病院 整形外科

2006年

名古屋医療センター 整形外科リウマチ科 /
名古屋医療センター 卒後教育研修センター指導医

2010年

Los Angeles Veterans Affairs hospital留学

2011年

さいとう整形外科リウマチ科平和が丘に開院

主な著書

あなたも名医! 運動器エコー 痛みの臨床など6著書(共著含む)

PROFILE

さいとう整形外科リウマチ科 院長 斉藤究

日本整形外科学会専門医日本リウマチ学会専門医日本整形外科超音波学会会員