院長ブログ

4/26〜4/27午前まではリウマチ学会に参加しています。

今朝から東京国際フォーラムにて日本リウマチ学会に参加しております。
今年は本日と明日午前のみの参加となります。

そのため、明日4/27午前までは代務の医師の診察となります。
僕は4/27午後診療から通常診療に復帰します。

今日の朝からのセッションでは、高容量MTX治療について聴講しています。

MRI上の骨髄浮腫はエコーではわからない病変であり、独立した骨破壊リスクファクターである。
骨髄浮腫は治療強化後3〜6ヶ月で改善してくる。
とのご発表が片山整形外科の片山先生からありました。

以前から思っていましたが、やはり超音波では描出できない痛みが残る患者さんでは造影MRIを行ってみるのも治療強化すべきか否かの判断材料として必要かもしれませんね。

2018.04.26 | コメント(0)

慢性疼痛研究会

4/21土曜日は、持田製薬主催の慢性疼痛研究会でした。

僕からは
トリガーポイントと全身性広範性疼痛の考え方
と題して、
筋筋膜の痛みであるトリガーポイントの基本から、
それが全身の痛みに広がっていく過程と、
トリガーポイント治療の基本的考え方について
30分間に詰め込んでお話しさせていただきました。

その後、
仙台ペインクリニック石巻分院院長の
川井康嗣先生からは
痛み止めが効かない10の理由
として、
痛みのシステムから薬剤の作用機序についてお話いただき、改めて勉強になりました。

長期間内服することで内臓の副作用が心配なロキソニンやボルタレンを処方し続けることは、やはり早くやめるべきですね。

もちろん、急性外傷や炎症状態などの、ロキソニンを使うべき理由があったり、慢性の痛み治療薬が体に合わない人もいますので、その場合は注意して使用すれば良いと思います。

会の後は、新しくできた御園座の下にある鰻屋さんで川井先生のマシンガントークを拝聴^_^

その後、ジャズ好きと判明した栄ペインクリニックの柳原先生と3人で、僕の行きつけのバーで深夜まで痛み治療の未来について語り合いました。

まだ肌寒い夜でしたが、熱い夜でした(╹◡╹)

2018.04.22 | コメント(0)

痛みはどこから?

体の痛みを感じた時に、まずはどこに相談しますか?

お医者さんならば、首、肩、腰、膝なら整形外科。
お腹の痛みなら消化器内科や産婦人科。
耳、喉、鼻なら耳鼻科。
頭痛なら神経内科や脳外科、または内科。
性器の痛みなら泌尿器科や婦人科。
お尻なら肛門科。

そんなところがお医者さんの一般的な利用の仕方だと思います。

でもこの診療科のどこで検査しても病気は見つからず、うちの科の問題ではないですねえ。と、行くところがなくなってしまう。

そうなると、ペインクリニックで神経ブロックをしたり、痛み止めをどんどん増やしたりして、痛みの原因はわからないまま痛みを感じなくする治療になっていきます。

現在の整形外科では、首の痛み、腰の痛み、膝の痛みなどで相談に行くと、レントゲン上の変形やMRIで神経が圧迫されていると言われます。
その変形の程度や神経の圧迫が軽度であれば、手術は必要ないから、痛み止めを飲んで自然に治るのをまちましょう。と言われます。
でも、痛みは治りません。

どうしましょう。

そして、近所にあった接骨院や鍼灸院に行くと、ちゃんと体に触って痛いところに手を当ててくれました。

でも、触ってもらった時は少し楽だけど、またすぐに痛くなる。

そんな経験をされている方と多いと思います。

なぜそんなことが起こっているのでしょう。

お医者さんは病的レベルに壊れてしまった部分をなんとかすることは得意なのですが、正常と異常の間を診察するのは苦手です。

でも、科学的に画像検査を行うことは、重症の病気ではないことを確認できるという意味では安心できます。
何より保険診療で相談できるところは、気軽に受診できるのでありがたいです。

接骨院は画像検査はできませんが、手を当てて痛い場所を見つけてくれます。徒手療法という、指圧やマッサージ、ストレッチ、その他さまざまな方法で筋肉や関節の異常を整えてくれます。
でも、十分に病気のことを勉強している接骨院の先生は非常に少ないので、本来病院にかかるべき状態を見逃すリスクはあります。

本当は、最初から整形外科のお医者さんが病気を除外した上で、体にちゃんと触って痛い場所を的確に探し当ててくれる技術があると良いのですが、現在の医師教育体制は、画像診断中心の医学にひきづられていて、身体の解剖学的な触診や患者さんの姿勢や動作から痛みを見抜く力を養う教育は皆無です。

でも、それが本来患者さんが整形外科のお医者さんに期待しているあるべき姿です。

もちろん、リウマチや骨折などはきちんとお医者さんで治すべき病気やケガになります。

しかし、痛みについては手術するようなものではなく、かといって薬も効かない、というものがたくさんあります。

その秘密を解く鍵は、筋膜であり、筋肉にあります。

僕は内科、救急、整形外科、リウマチ科で研修した上で、筋肉、筋膜の痛みを勉強しました。
そして現在も筋肉の世界、理学療法の世界を勉強しながらその知識と技術を深めています。

当院ではさまざまな視点から痛みを診断し、病気を除外した上で、注射によるトリガーポイント治療、筋膜治療、理学療法士による徒手療法、トリガーポイント鍼灸治療、全身の筋膜をほぐすリラクゼーションなど、さまざまなアプローチで、これまで他院では治らなかった難治性の痛みの治療を行っています。

これまで他の病院では治らなかったと言われると、ワクワクします。

もし当院を受診される場合は、初診の方は午後1番の時間(15:45)がオススメですよ。
以前行った検査画像や採血結果があれば、お待ちいただければ助かります。

2018.04.15 | コメント(0)