院長ブログ

来院される方へのお願い 4/16改定

現在新型コロナウイルスへの対策として

・来院患者さんへのマスク着用のお願い
・職員の体温と体調の管理
・院内換気のため窓は常時開放
・リハビリベッド間の距離を開ける
・院長始めスタッフの手洗い励行
・手すりやエレベーターのボタンなど、
人が触れる部分のアルコール清拭
・院内に次亜塩素酸水の噴霧器設置
・院内配布物や雑誌の中止
・電話による再診と処方への対応
(病状が安定しており、処方薬による副作用の心配のない方のみ)

などを行なっております。

換気による室温低下対策に暖房は少し強めにしておりますが、寒いと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
その際はご自身にて膝掛けをお持ちになるなどの工夫をお願いいたします。

リハビリ用の待合室は密集を避けるために椅子の数を減らしております。できるだけ院内での長時間の待機を避け、電話でのお呼び出しのために受付に連絡先をお伝えください。順番が近くなりましたらお呼び出しいたします。

患者さん用に設置してある手指消毒剤は供給不足により当院の在庫も無くなってきているため、気になされる方はご自身でお持ちいただくようお願いいたします。

院内の洗面では石鹸による手洗いをしていただけます。

感染予防の基本は、接触感染しないことですから、不用意にご自身の顔を触らないことが大切です。

コロナ対策のために手洗いが励行されたことにより、今年はインフルエンザ感染が少なくなったことも指摘されています。

電話による再診について
当院に通院中の患者さんで、病状が安定しており、処方薬による副作用の心配のない方のみ、電話による処方箋発行に応じています。
処方薬自体の直接送付は行っておりません。
処方箋を最寄りの薬局にFAXさせて戴き、そちらで受け取りをお願いします。この際電話による再診料がかかりますので、後日当院受付でお支払いください。
医師により、電話だけで処方することにリスクがないと判断できない場合には、来院していただくことが必要になります。

4/1から期間限定措置として、オンライン診療が再診患者さんだけでなく、初診患者さんも可能となりました。
あくまでオンライン診療では、触診や各種検査、注射による治療ができないため、対面による診察の部分的補完に過ぎませんが、コロナが蔓延する現状においては電話のみによる再診に勝ると考え、オンライン診療の導入に向けて動いています。

風邪や体調不良のある患者さんへ
軽傷風邪症状の疑われる患者さんや、だるさ、倦怠感、発熱、咳、痰、くしゃみなどの症状がある方は、医療機関の受診を控え、症状が改善するまで自宅待機をしてください。

肺炎が疑われる症状(下記)がある場合
帰国者・接触者相談センターに相談してください。

肺炎が疑われる症状
37.5度以上の発熱が4日(リウマチ、高齢者、妊婦では2日)以上続く場合
息苦しさ、強いだるさや強い倦怠感

名古屋市の帰国者・接触者相談センター
http://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/page/0000125533.html

ご家族や身近に濃厚接触者がいらっしゃる場合
2週間程度の経過観察期間をおいて、風邪症状の発症がなければ受診するようにしてください。
来院できない期間中にリウマチや骨粗しょう症、痛み止めなどの継続内服が必要な方の場合には、電話再診により処方箋をお近くの薬局にFAX致します。

リウマチ患者さんへ
日頃と変わらず治療薬による副作用チェック、病状把握を行うことが大切です。
医療機関に受診することの不安から、お薬のみの処方のご希望もされることがありますが、副作用チェックを行わないリスクや、炎症が残ったまま関節が壊れる可能性を放置しておくことの不利益が、医療機関に受診することよりも上回ると考えますので、予定通り受診して採血を行っていただくことをお勧めしています。

もちろん、ご本人が風邪症状がある場合には、1週間程度であれば内服薬や注射薬を一旦中止して、休んでよく寝て体力回復に努めていただき、改善してから来院されることをお勧めいたします。

また、リウマトレックスやメトレートを内服されている患者さんでは、間質性肺炎のリスク
10mg以上の高容量のステロイドを内服されている患者さんでは、細菌性肺炎やニューモシスチス肺炎のリスク
各種注射による生物学的製剤やゼルヤンツ、オルミエントなどのJAK阻害薬を内服中の患者さんでは細菌性肺炎のリスク
は常にあります。

いつもよりも疲れやすい、息苦しい、空咳が出る、咳痰が出る、微熱が続くなどの症状がある場合には、通常であればまず当院の受診をお勧めしておりますが、

新型コロナウイルスが蔓延しつつある現段階においては、咽頭検査にはウイルス対策用の特殊なN95マスクや感染予防着などの装備が必要であり、整形外科である当院には感染症診療の準備がありません。

現段階では、新型コロナウイルスの院内感染防止の観点から、リウマチ患者さんの風邪症状に対しては以下の対策をお願いします。

リウマチ患者さんで風邪症状が出た方は、まずは体調不良があればリウマチのお薬を1週間やめる。
それでも改善が見られなければお近くの内科を受診する。
濃厚接触が疑われる場合には、上記帰国者・接触者相談センターに相談する。
1週間も待てないほど重症感のある場合には、クリニックではなく、速やかにお近くの入院施設のある病院を受診する。

以上のことを通院患者さんにもご協力いただき、出来る限り新型コロナウイルスの拡大を防ぎつつ、関節リウマチや痛みでお困りの患者さんの診療を続けていきたいと考えております。

ご理解とご協力のほどお願いいたします。

院長 斉藤究

2020.03.29 | コメント(0)

感染症科 岩田先生の記事

東洋経済オンラインに
感染症科教授の岩田先生が
インタビューに答えています。

現在の日本の対策の
科学的に正しいところ
そうでないところ
についてお話しされており、
現状を判断する一助になります。

現在の日本では科学よりも
空気感や科学的には正しくないマナーの方が
重んじられてしまっています。

なんの咳症状もないビジネスマンが
マナーのためと、
顧客訪問の際にはマスクをする
ということが会社単位で行われたりしています。

そしてマスク不足はまだまだ治りそうになく
本当に必要な人に行き渡らない
ということが起こります。

科学的に正しい判断を行うことは
一般の人には難しいのかもしれませんが
テレビでは90歳の人がコロナで死亡した
というニュースが真面目な顔で語られます。

90歳はむしろ平均寿命より長く生きています。

コロナでなくても、
インフルエンザや細菌性肺炎
さらにはまだまだ結核でも
たくさんの方が毎年亡くなっています。

そう言った常識に照らし合わせて
ワイドショーに煽動されることなく
正しい判断をしていくことが求められます。

以下、岩田先生の記事の引用です。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200312-00335971-toyo-bus_all

 ――感染者が爆発的に増えると、医療機関側の受け入れ体制にも余裕がなくなってしまいます。

 受け入れ体制を考えると、今の日本政府がやっていることがいちばん正しい。要は、「軽症者は家で寝ていてくれ」ということ。症状がない人や軽症の人を指定医療機関で入院させるのは、医療リソースの無駄使いだ。

――PCR検査が保険適応になりました

誰でも検査を受けられるようになったわけではなく、誰でも検査を受けられるようにするべきでもない。なぜなら、検査できるキャパシティーが爆発的に増えるわけではないから。検査には必ず人の労力がかかっており、限りがある。保健所というプロセスを省略しても、検査のキャパシティーが何倍に増えるわけではない。

みんなが不安だからという理由で検査をするのは間違いだということは確かだ。
 なぜなら、そもそも検査は間違えるものだからだ。検査が陰性であればウイルスに感染していないというのは神話である。したがって、検査を根拠にウイルスがいるとかいないとかを結論づけてはならない。

入院した患者は、今は検査を2回やって陰性だったら退院することになっている。だが、陰性になっても、また陽性になる人も出てくる。検査が治った証明にならないのであれば、検査をする必要はない。むしろ症状がよくなって元気になったら退院して、その後数週間は自宅待機としたほうが合理的だ。

イタリアや韓国、イランのほうが武漢のような状況に近づきつつある。だから日本のやっている対策は、ほかの国の現状を考えるとおおむねうまくいっている。これだけ押さえ込むのが難しいウイルスをかなり上手に押さえ込んでいるというべきだ。和歌山県などは1回起きたアウトブレイクを完全に収束させた。

科学的に正しい行動を優先させることだ。「安心するから」といった、ふわふわしたものを根拠に行動を決めないこと。どこの国でもパニックや非科学的な衝動は起きる。トイレットペーパーを買い占めてみたり、必要もないのにマスクをやたらとしてみたりとか。

CDCは、症状が出ていない一般市民にマスクは不要だとはっきり言っている。科学的なエビデンスに基づいて対策を打ち出していて、そこに政治的な介入が入らないようになっている。

2020.03.12 | コメント(0)

4月のリウマチ学会延期。

毎年ゴールデンウィーク前の4月中旬に開催される日本リウマチ学会。
患者さんに申し訳ないと思いながらも、最新情報収集のため毎年参加しておりますが、コロナの影響で8月に延期になりました。

お盆休みの前の週に開催となるため、さすがに2週間連続で休むこともできず、今年はリウマチ学会には参加できなさそうです。

その分、他のリウマチ関連学会・研究会から最新情報は仕入れていきたいと思います。

ということで、4月はお休みなく院長が診察しています。

コロナ騒ぎはワイドショーの過剰な反応もあり、恐怖ばかり煽っていますが、イギリスの対応が医学的にも妥当です。

https://news.yahoo.co.jp/byline/kimuramasato/20200304-00165964/

すなわち、感染を封じ込めるのではなく、重傷者への速やかな対応が重要であるため、医療機関に軽傷者が殺到して医療崩壊を防ぐことを主眼とし、経済的な打撃を最小限に抑えること。

当院は整形外科のため、咳や風邪症状の方はほとんど来られませんが、もともと通院されている患者さんが風邪をひいているときにはマスクをしてもらっています。

風邪症状が全くない患者さんには、予防的なマスクは必要ない、意味がないことをお知らせしています。

感染予防対策としては、スタッフの手洗い、手すりやエレベーターのボタンなどのアルコール清拭、換気を行うなどの対応を行なっていますが、これはコロナに限らず、インフルエンザ対策も含めてのことです。

当院を受診される方で風邪症状のある方は、
風邪症状が落ち着いた後でご来院ください。

37.5度以上の発熱が4日以上続いた場合
高齢者や免疫抑制患者さんでは2日以上
その他、高熱で辛い、息苦しい、だるさが強い
などの肺炎を疑わせる症状のある方は
まず帰国者・接触者相談ダイヤルに連絡してください。

名古屋市の帰国者・接触者相談センター
http://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/page/0000125533.html

リウマチの患者さんからは、お薬だけもらえないか、との電話相談も受けますが、患者さんの病状に応じて再来院予定を決めていますので、採血による病状の把握や副作用のチェックをせずにお薬だけ処方する方がリスクが高いと考えますので、お薬だけ処方することはしていません。

ワイドショーでは視聴率を稼ぐためにも恐怖を扇動する放送がなされており、不安を煽られてしまいます。
テレビでは医者でも間違ったことを言っていることもあるため、インターネットの情報の方が正確なものがあります。

過剰に怖がることなく、換気のない閉鎖空間に行くことは避けつつも経済活動は普通に行うことが良いと思います。

2020.03.09 | コメント(0)